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小さな便利屋「Utility」と位相反転

bt_dtm_01.jpg 結局、「Circuit」は修理に出てしまいました。症状が出たり出なかったりなので、「症状再現せず」で戻ってこないか心配です。

そんな訳で、実機を使ったネタが書けない状況と言う事もあり、また、前々回に書いた記事で後日書くとしながら書くのを忘れていた事があったので、その辺の事を書いてみようと思います。

まず、その記事にあるCIRCUITとPO-35を使用する「自分が使いたかった目的」とは、「アニソンのリミックス」です。リミックス事態興味はあるのですが、そういった事に向いていてかつ自分がなじみがあり、また、実際多数の作品が出回っているものと言うと「アニソンのリミックス」になります。

ただ、どうしてもコピーライト的な制限があるので、完成したとしても行き所の無い作品になってしまいます。それでもなお挑戦しようと思う理由について、「ボーカルトラックの抽出」がありました。

オフィシャルでリミックスを作る際にボーカルトラックの提供があるのかどうか、なければ作れないと思うのであると思うのですが、その辺の事情はよく分かりません。ですが少なくともオフィシャルでない私がリミックスのためにボーカルトラックを用意するには、「既存の楽曲から用意する」しかありません。

理屈としては「通常版」と「オフボーカル」を用意し、片方の「位相」(音の波形的な方向)を反転させ重ねればいいのだろうと分かってはいました(つまり「オフボーカル」がないと抽出できません)。分かってはいましたが実際に試したことはなく、また、設計図に書いたように上手くはいかないはずとも思っていたので、技術的に挑戦してみる価値が大いにあります。

ableton_190217_01.jpg
「音」とは「振動」なのでその向きが真逆の振動を与えれば相殺されて音が消えると言う理屈。それを応用して、ボーカルのある曲(一つ目のトラック)にボーカルのない曲の振動を逆にして重ねれば(二つ目のトラック)ボーカルだけが残る(三つ目のトラック)と言う、「本当にそんなうまくいくのか?」的な方法。

技術的な事は恐らくもっと専門的に解説しているサイトや動画等を観た方が参考になるでしょう。なので、ココでは私が「これだけは話しておきたい」事を書いておきます。それは「Ableton Liveで位相を反転するには『Utility』」と言う事です。

「位相の操作」に関してはボーカルを抜くと言う事に関わらず、ミキシングの基本的な事になります。私もミキシングに関してそれなりに参考書などを読みましたが、よくある事例としてはミックスした結果なぜか音が小さくなってしまう。原因は異なるトラック間の音源がちょうど逆の位相関係になっている事。その解決方法の一つが「位相の反転」です。

その為、当時「Ableton Live」で使える、位相を操作できるプラグインを探したのですが、意外と見つからず相当苦労した結果、マニュアルを読んでいて気が付いたのが「Utility」です。

ableton_190217_02.jpg
地味すぎて気が付きませんでした。

「Utility」自体は位相操作の他、ゲインやステレオ等の操作ができる、何かと重宝するオーディオエフェクトです。上の図の実際のデバイスでオレンジ色に点灯しているところが位相(デバイスで言うところの「フェーズ」)反転スイッチです。ステレオであれば当然左右それぞれ異なるチャンネルなので、それぞれに対するスイッチがあります。ちょうど左側の「インフォビュー」(便利)に情報が表示されていますが、そちらも参考になると思います。

つまり、Ableton Liveで位相を反転する時は、「Utilityを入れてフェーズボタンを押す」だけでいいと言う事です。ですが、自分でも書いていていろいろと心配なので、正確な情報に関しては現マニュアル439ページを参照してください。

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