袋とストロー

bt_riho_01.jpg私はエコロジーを気にしている訳ではないのですが、コンビニエンスストアとかスーパーとかの袋は大体必要ないタイプです。と言うのもそういったお店で買うものは缶コーヒーとかパックのジュースとか、片手で持てる様な物ばかりです。

加えて普段から荷物をさほど持ち歩かないので、数百メートル離れた職場に向かうにしてもあえて袋に入れてもらう必要を感じませんし、お店の前のごみ箱の近くで飲んでしまう事も少なくありません。

なので買う時に言うんです「袋いりません」って。するとお店の人も「はい」とか「ありがとうございます」とか言うんですが、なぜか、なぜか袋に入れてくれる事が多いんです。本当に。

私も活舌の良い方ではないので、うまく聞き取れなかったのかとも思うのですがじゃあお店の人は何に対して返答したんだろうと疑問が残ります。

で、ある日気が付きました。とあるコンビニエンスストアでいつものように袋いらないと言ったにもかかわらず袋に入れようとしたので、「いや、袋いいです」ともう一度言ったところ、「失礼しました」と今度はストローを付けてきました。そうです、きっとお店の人は「ストローいりません」に聞こえてたんだと思います。

「ふくろ」→「ふくろー」→「ストロー」。言われれば結構似てると思います。

なのでそれ以来「このままでいいです」と言うようにしてみました。すると圧倒的に袋に入る事が少なくなりました。

私はまるで自分がこの次元の根源にある理を発見、解明し、全ての過去と未来を体験したような満足感に浸っていましたが、ある時そんなものはブログの上の空想の女子高生バンドである事を思い知らされる出来事が起こります。

いつものようにパックのジュースか何かを買って「このままでいいです!(ドヤ)」と言ったところ、その店員さんは「このままですね~」と言ったかと思うと、静かにレジの下に手を伸ばし、私によく見えるように見慣れたビニール袋を取り出し、ゆっくりと、ゆっくりと、私の記憶にその光景を焼き付けるように、商品を袋に入れました。

とまあ、これは結構どうでもいい実際の話なのですが、もしかしたらもう少し練ったり掘り下げたりすれば新しいサイコホラーか何かが描けるかもしれません。

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