最近変わった事 01

bt_dolma005_09.gif去年の今頃かそれ以前の描き方と比較して、手段とか思想とかでずいぶん変化したと思う点がここ最近の間に色々発生したので、何回かに分けて書いてみようと思います。

今回は「鼻」について。私はこう見えてもデッサンとかクロッキーから始まった人間なので、人物や石膏像をデッサンしながら「鼻ってこんな複雑な形をしているのか」とよく思いました。例えば鼻孔のふちとか鼻柱の付け根とか、そういった細かい部分の陰影も先入観なくとらえて表現しないと、何ともしまらない結果になってしまいます。

「絵画」ならそうなんですが「かわいいイラスト」においてはそんなところ描き込んでる場合じゃありません。大体線とか点です。確かにそうだなと思いながらも私のこれまでのそういった経緯もあり、自分で描いて「これは何なんだろう」と思っていました。

一応、自分の中では「線は鼻背か鼻柱を表す」、「通常は鼻孔のある面に影ができる」と定義していました。ですが最近は「線で表すのは鼻背のみである」、「陰影に関しては鼻背から鼻翼にかけてを『濃く』する」と考えるようになりました。

その変化を実例で見てみましょう。下の図は左から2016年1月、同11月、後の二つは2017年1月、つまりつい最近です。

nose_170107_01.jpg

一番左は正に鼻柱を線でとらえたもの。どちらかと言えば鼻柱の面がこちらを向いている時はそうすべきだと思っていました。ただ表現として何ともしっくりこない感じはしていました。この頃から。

左から2番目は線によって鼻背から鼻尖あたりまでを表現したもの。大きく描いた事とそういった角度だったと言う事からこうなりましたが、これくらいの大きさで表現するのであればこれはこれでありだと思います。

右から2番目は表現を変えるきっかけになったもの。正直この線が何を表しているのか私自身もよく分からず。影もどう塗ればいいのか分からないので全体的に色を付けてごまかしたら、意外とそんなに悪くない気がしました。

その経験から改めて他の方の作品を観てみると、確かに「理論的な陰影」と言う概念とは別の感覚で塗られているものも少なくない事に気が付きます。と言う事でその方向をもう少し追及してみたものが一番右です。

確かに、あれだけ複雑な造形を単純な線とか点とか、場合によっては描かない事もあるような表現において、それを陰影でとらえようとする事は無理があるのかもしれません。

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