素人「IllustStudio」道場 11

dolma013_11.gif「CLIP STUDIO PAINT」も発売されて大分立ちますが、実際に使ってみるとまだまだ「IllustStudio」「ComicStudio」の方がそれぞれの機能に特化しているように思います。と言う訳で、CLIP STUDIO PAINTには申し訳ありませんが、もう少しIllustStudioについて、役に立つかどうか分からない微妙な情報を垂れ流してみようと思います。

以前、「パーツ毎に下塗りをする」と言う話をしておいてなんですが、実はこの作業、本当はいらないんじゃないかと、前々から思っていました。

具体的な理由を挙げると、

  • アナログで描画する場合なら下絵をトレースしてそのまま着色する訳ですが、それと比較すると工程が一段階(しかもボリュームが非常に大きく)増える事になる。
  • 描画する際必ずしもすべてのパーツが明確な境界を持っているとは限らないので、かえって表現の妨げになる事がある。
  • 例えば服に対するボタンなど、どこまでパーツで分けるべきか、どうでもいい事で悩んでしまう事がある。

と言う事になります。3番目のヤツは本当にどうでもいい感じですが。

これまでにも何度か、よりアナログで作業する時と同じような感覚で着色してみようと試みたのですが、実際の筆の感覚と、デジタルツールのブラシの感覚には大きな違いがあり、なかなか上手くいきませんでした。

色々考えた結果「結局ブラシサイズや硬さなどを都度変更しながら描画していくしかないのではないか」と思い、実施したのが先日描いた「花のあるスタジオ」です。参考までにレイヤー構成は以下のようになっています。

illuststudio_130416_01.jpg

パーツ毎に下塗りをしていた頃のフォルダ構成と比べると、ずいぶんと内容が異なっていると思います。

「メイン」フォルダ内が人物や小物を描画したレイヤーをまとめた物で、基本的に着色は全て「塗り」レイヤーに描画してあります。ただ、やはり背景は別途レイヤーを作成して描画した方が何かと都合が良いので、「背景」フォルダを作ってまとめてありますし、メインと背景を区切る為の、下塗りに該当する「ベタ」レイヤーも存在しています。

また、千早さんの髪など、一部には選択範囲レイヤーを作成し、思い切った着色が出来るようにしています。アナログ作業で言うところの「マスキング」と同じ考え方です。

illuststudio_130416_02.jpg

もう一つポイントとなるのが、下絵をトレースした「線」レイヤーの上に「塗り」を行っている点です。これもトレースした線の上に絵の具を塗っていく、アナログ作業の手順に基づいた考え方です。当然、場合によってはメインの線が色で消されてしまいますが、やわらかい感じを出すのであればそのほうが都合の良い場合もありますし、逆にハッキリしなくなってしまった場合にはさらに線を描画して仕上げればよいと言うことになります。

例によってまとまらない話になってきましたが、無理やりまとめると、便利な機能をどれだけ便利に使えるかと言うのが、デジタルツールの上手い付き合い方なのではないかと思うわけです。

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