ニコ生をやってみよう (DAWの音出ない編)

dolma012_04.gifネタも図も用意出来ているので、めずらしく二日連続更新です。

ニコ生を放送するにあたって、私自身が面白いわけでもなく、放送自体も面白くなるかどうか分からない、いや、むしろ「面白くない」と言ってしまった方が正確なのかもしれませんが、それ故に少しでも放送の完成度を上げようと思い、テレビのバラエティー番組の様な「SE」を使おうと思いました。その為に、自分のPC環境では「Digital Audio Workstation」(以下、DAW)、具体的には「Ableton Live 8」を使用すればいいのではないかと考えたわけです。(前回参照

ですが、結果からお話しますと、DAWで再生する音はニコ生には流れません。箇条書きに要因を整理すると分かりやすいと思うのですが、具体的には、

  • NLE(放送ツール)ではWindowsの標準的なドライバで処理される音(システムサウンドやプレイヤーで再生する音楽)のキャプチャーが可能(Vista以降)。
  • それに対してDAWは「ASIO」(アジオ)と言うドライバを使って音の入出力を行う。
  • Windowsの標準的な音声のドライバとASIOはそれぞれ別のものである。
  • その為、ASIOで再生されている音はNLEではキャプチャーできない。

という事になります。経験した事がない方にはわかりにくいと思うので、それを証明する事例を2点挙げます。

1. 実際のLive 8の環境設定画面、ご覧のようにまず「ドライバタイプ」を選択する項目があります。(つまり「MME/DirectX」がここで言う「Windowsの標準的なドライバ」です)
nicolive_121229_01.jpg

2. ASIOを使用しているDAWから音を出している時に、Windowsの音量(よく画面右下にいるスピーカーのアイコン)を調整、あるいはミュートしても、DAWの音量に変化はありません。

かえって分かり難くなったと思いますので、さらに分かり難い図にまとめてみました。接続の種類も書いてありますが、あくまでも私の使用している環境を基にした一例です。

nicolive_121228_01.jpg
(クリックすると大きい画像を表示)

と、ここまで読んで、「じゃあDAWでWindowsの標準ドライバを選択すればいいじゃないか?」と気付かれた方もいらっしゃると思います。ごもっともです。それで問題なければいいのですが、実際にやってみると、音が途切れたり、ノイズのようなものが混ざったような感じになり、つまり音質面での問題が発生します。DAWの為の音声入出力処理は意外難しいようです。(逆に考えると標準ドライバで処理しきれない為にASIOが存在していると言えるのだと思います。)

色々と、私もよく分からないなりの理屈を書いてみましたが、少なくとも2012年12月現在、NLEではASIOが処理する音声のキャプチャーは出来ない、DAWの音声を「直接」キャプチャーする事は出来ない。と言う事です。

それっぽく「直接」と書きましたが、つまりここまでの話や、NLEの仕様、ASIO及び「オーディオインターフェース」の理屈が分かると、DAWの音をニコ生に乗せる方法もいくつか見えてきます。次回からそんな話になっていく予定です。

コメント

この記事の内容は古いです

ニコニコ生放送でのDTM放送に関して調べている方がたまにココにお越しになるようですが、この情報も大分古く、手探り間も強いです。まだ、こちらの記事の方が参考になるかもしれません。

もっと簡単だったニコ生DTM放送
http://lab12309737.blog104.fc2.com/blog-entry-444.html

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