私のVOCALOIDプロデュース 2012

bt_chihaya_01.gif前回「私のボーカロイドプロデュース」を書いたのが2010年の8月で、ほぼ2年前になります。2年前!、もう2年経つのか、、、、、、、、、、、、、、、

それはさておき、それから私も知識面でも経験面でもそれなりに変化はありましたので、現在は作業方法が少し異なっています。その為、改めて私なりの方法を書いておこうと思います。また、例によって、「これが絶対」と言う事ではなく、暇つぶしに読む程度の記事と思っていただければ幸いです。

1.リンさんに歌っていただく

例によって声が小さいです。ちなみに今回はアペンドの「sweet」リンさんに歌っていただきました。

2.声を大きくする

この作業が2年前と大きく異なるところです。言い換えると他は大して変わっていません。

以前はリミッターを使用して大きくしていましたが、リミッターにしろコンプレッサーにしろ元々は「大きい音と小さい音の差を小さくする」機能です。しかし私の目的は「小さい音を大きくする」なので、以前から何か違うのではないかと思っていました。そして最近になってやっと、「単純に音量を上げればいいじゃないか」という事に気が付きました。

私の使っている「Ableton Live8」では「クリップビュー」にある、下図の赤枠内でそのクリップ(リンさんの歌声)の音量を調整する事が出来ます。

live8_120802_01.jpg

下図が元の波形です。

live8_120802_02.jpg

音量を上げて、波形の最大の部分が枠内の上下にふれるかふれないかの大きさになるまで調整します。

live8_120802_03.jpg

元が小さいので結局24dB(最大)まで上げました。この後、やはりコンプレッサーをかけてさらに音量の差を調整するので、多少クリップしても気にしません。

その結果こうなります。

3.周波数帯域の調整

この状態で聞いてみて、個人的には何と言うか「もっさり」した感じだなと思います。その辺の好みは2年前から変わっていません。と言うわけでEQを使って調整します。

EQについて、モノの本を読み、自分で操作して、つくづく思うのですが、使い方や理屈が分かればどうこうなると言うものではなく、知識と経験が必要になります。私にはどちらも不足しているので、その辺は割り切って、とりあえず現時点で自分の感じたように調整してみました。

単純に説明すると、「低音域をカットする」「いい感じの帯域を大きくする」という事になります。EQ的にはこんな感じになりました。こんな調整方法でよいのかは毎回疑問に思っています。

live8_120802_04.jpg

そして音的にはこうなります。

4.録音

この後も、他のトラックとの調整の結果、色々とエフェクターを挿入する可能性があるので、CPUと私の負担を減らす意味でも、大本になる音になったらいったん別トラックに録音します。(=元トラックはフリーズ、最終的にはミックス用ファイルを作成し、その際不要トラックは削除)

その前に、どうしても不自然に声が小さくなったり大きくなったりするところが発生するので、音量のオートメーションで調整します。また、EQで調整した後、実際にはボーカルのマスタリング系エフェクトを挿入し、さらにEQで再調整して、大本の音声として完成とします。教則本等を読むと、「コンプレッサー2段がけ」とか「EQ2段がけ」とかはよく見かけます。

そして新トラックを作成し、録音したのがこれです。エフェクターを使用しないでこの状態なので、CPUの負担も減ります。

5.他トラックとの調整

この辺になると、素人レベルで本格的なミックス作業になります。他トラック、と言っても、実はこのサンプルのパートではほぼアカペラです。

実際の作業としては、さらに低音域をカットして高音域を少し上げました。が、今聞くとこの作業本当に必要だったかなと思います。

6.仕上げ

そして、もっと音色的に面白くならないか、色々なエフェクトを入れたり外したりして、訳が分からなくなり、最終的に全部外して元の状態に戻し、リバーブやディレイ等、空間系のエフェクトをかけ、全体的にまとまったら完成です。

VOCALOID3も発売されてずいぶん経つ今頃になって何言ってるんだと思うかも知れませんが。鏡音リンさんはアペンドになってさらに自然な感じになったと思います。

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