素人「IllustStudio」道場 08

dolma021_09.gifデジタル環境で作業するのであれば、たとえ文明の利器に頼っていると思われようとも、その機能を十二分に活用すべきだと、最近思えるようになりました。今回はそんな文明の利器のひとつ「フィルタ」についてです。

色を塗った後「あれ、こんなだったっけ」という結果になってしまう事はよくあります。無いに越したことは無いんですが。また、私の場合は部分部分、局地的に仕上げていくので、最終的な段階で全体の色調等の調整が必要になる場合があります。その時に使用するのが「フィルタ」です。具体的にはこんな事ができます。

  • 明るさ、コントラストの調整
  • トーンカーブによる階調(明るさ暗さ)の調整
  • 色相の操作による色の変更

等。

私が頻繁にお世話になるのは「トーンカーブ」です。IllustStudioのトーンカーブも、もちろんRGB毎に調整可能なので、単純な明暗、コントラスト的な調整だけでなく、色調的な調整も可能です。肌の部分に対してよく使っています。

また注意したい点として、フィルタは「同階層内の下位レイヤー」に対して効果を与えます。つまり、めんどくさいと思う方もいるかもしれませんが、パーツ毎にレイヤーをフォルダで管理しておけば、「肌にはこのフィルタ、服にはこのフィルタ」といった調整が簡単に出来ます。(フォルダに分けて管理していなかったとしても、画像の一部分のみにフィルタの効果を適用する事も可能です)

具体例を挙げてみよう、と思ったんですが、今回の伊織さんのイラスト、あわてて描いたという事もあったのかもしれませんが、それほどフィルタを使っていませんでした。07回の時のレイヤー構成を見て、わかる人はわかると思います。

というわけで、代わりのサンプルとして、先日描いたロリコン残暑見舞いがよい例、というか、ひどい例になっているので、見てみましょう。まず、フィルタ適用前後の画像は以下のようになっています。画像上を通過する直線の右側が適用前、左側が適用後です。

loon_110925_01.jpg

まずなんといっても髪の色です。本来は描く前にこういったことはしっかりと決めておくか、少なくともイメージしておくべきだと思います。後、肌の色ですが、適用前はよく見るとちょっと土色っぽくてあまり血色がよくなかったので、調整しました。それと、水着ですが、これは逆にちょっと鮮やかだったので、彩度を落としてあります。

具体的なフォルダ構成は以下の通りです。

loon_110925_02.jpg

「水着」「肌」「髪」のフォルダに他には無いアイコンが表示されているのがわかると思いますが、これがフィルタレイヤーを表しています。また、今回は行っていませんが、各パーツに色をつけた後、全体(この例で言えば「女の子」のフォルダ)にフィルタを入れて、最終的な全体の調整する場合もあります。

と、改めてみると、先ほどの話と矛盾していますが、今回はいずれも「色相・彩度・明度」を使用して調整していました。「トーンカーブ」は未使用です。一応、それぞれのフィルタの数値的な部分については以下のようになっています。

水着=彩度を「-40」
肌=色相を「-7」
髪=色相を「-160」

どのフィルタについてもいえると思いますが、特別な効果を狙わない限り、基本的にはあまりかけすぎないように(=数値があまり大きくならないように)、控えめに使用するのがよいと思います。あくまでも補助的なものであり、使わなくてもよいのならそれに越した事は無いと、私も思ってはいます。

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