中の下級ギターメモ 04

bt_riho_01.jpgイラストに関することを書いて一息ついたので、懲りずに「リズムパターンに合わせた練習」について書いてみようと思います。と言うか、今更ですが「リズムパターンに合わせた練習」と言う表現は正しくないような気がします。「リズムパターンに合わせた練習が出来る環境」とした方が正しい感じです。しかも「ウチ、こんなんあったで」的なノリで。

今回は自分の中ですっかり忘れていた「JamVOX」です。

「JamVOX」はPCを使用してギターを楽しむためのソフトウェアです。各種アンプ、エフェクターがそろっている事はもちろん、画面(下図)左側を見ると、チューナ、シングルコイル←→ハムバッカーのシミュレーション、メトロノーム、ドラムマシーン、そして音楽ファイルのインポート等、少なくとも中の下クラスにとっては必要なものがすべてそろっています。

guitar_memo_180520_01.jpg

何故これを購入したのか、なぜ購入した事を忘れていたのか、全く思い出せません。と言う事もあり、逆に新鮮な気持ちで使ってみましたが、前述の機能の他、よくある「ギターパートを抜く」機能では、左右の位置的な設定だけではなく周波数帯域も設定できたり、インポートした楽曲の指定位置でアンプ、エフェクトの設定を自動的に変更出来たり、動画を撮れたりと、なんだかやたらと機能が充実しています。

ただ、難点もいくつかあって、一番問題になると思われるのは「古いソフト」と言う点です。参考までに、私がこのソフトを購入、登録したのは2013年の10月でした。一応Windows10には対応しているのですが、文字表示がおかしく、複数行のテキストが一行に収まってしまうので、何を言っているのか分かりません。また、一応自分でも調べた結果、やはりそういう仕様だと思っていのですが、せっかくループする箇所を設定できるのにそれを保存する事が出来ません。他のファイルを開いたり、ソフトを終了させるとループは解除されます。これは自分にとっては痛い。

と言う感じで、機能は十二分なのに少し残念、という感じです。

では例の唐突な評価です。
セッティングの手軽さ:★★★☆☆
本体性能の充実性:★★★☆☆
練習における実用性:★★★★☆
総合評価:★★★★☆

「セッティングの手軽さ」に関しては、機能が充実しているがゆえに煩わしさがあると思いました。それと併せて、ギターとPCをつなげるのに何らかの「オーディオインターフェース」が必要となり(そもそもPCが必要になる訳ですが)、環境によっては導入即利用、と言う訳にはいかないと思うので、深読みしすぎて厳しめ評価です。

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概要図、矢印がオーディオインターフェース。

「本体性能の充実性」も、前述の「古いソフト」と言う点が足を引っ張って本来より低めに評価しました。

何と言うか、「機能は十分なのに残念」と言うより、「思い出すのが遅すぎた」と、結局自分が悪いんじゃないか的な感じもしますが、何はともあれ、現在も元気に販売、サービス継続中(2018年5月現在)なので、興味がある方はどうぞ。

JamVOX-Online
https://www.jamvox-online.com/

CLIP STUDIO PAINTいまさらメモ 10

bt_riho_04.jpg前回、話が長くなってきたので「続きは次回にします」としていた事をすっかり忘れてギターメモを書いていたので、気を取り直して「CLIP STUDIO PAINT(以下「CSP」)の定規で」苦労した話を書いてみようと思います。

前回の話をまとめると、「ComicStudioと仕様が違うので困った」という事になります。自分が間抜けだという言い方もできます。

さて、その問題をどう解決したものかと考えたのですが、結局CSPの仕様を「ComicStudio」の仕様に合わせる事に限界を感じたので、私の方をCSPに合わせる事にしました。ポイントとしては、

  1. 描画するレイヤーに定規を作成する。
  2. 一つのレイヤーに複数の定規を作成する。

と言う二点です。

前回書きましたが、仕様の違いで最も問題になったのは「定規を選択するとそのレイヤーが選択されてしまう(=別レイヤーに描画してしまう)」点でした。これについては1により描画対象も定規も同一のレイヤーになるので解決します。多分CSPを開発した人がこのブログを読んだら「だから最初からそうしろ」と思うに違いありません。

強いてそうしていなかった理由をあげるなら、それは2に関わる事になりますが、単純に定規と言っても曲線定規、平行線定規、同心円定規など複数の定規を利用するにあたり、それらが同一レイヤーに存在して問題はないのか、と言う点です。

問題があるもないも、もうそうするしかないので試しにやってみたら、全く問題ありませんでした。

あまり分かりやすい画像がなかったのですが、例えば下のスクリーンショットになります。

clip_studio_paint_180520_01.jpg

「ペン」レイヤー上に使用した定規が混在していますが、不要なものは邪魔にならないところまで移動したり(キャンバス外の曲線定規)、スナップを解除(平行線定規、同心円定規)すれば、思ったよりも煩わしくありません。

また、下描きレイヤーで使用した定規をペン入れのレイヤーでも利用したいと言う事はいかにもよくある事例だと思いますが、単純にレイヤー上の定規アイコンをドラッグアンドドロップで定規を移動できますし、個別にコピーペーストする事もできます。思った以上に便利です。多分CSPを開発した人がこのブログを読んだら「だから最初からそうしろ」と再び思うに違いありません。

改めて考えるとCSPにもずいぶん慣れてきたなと思います。やっぱり「前はそうだった」程度の事にこだわりっぱなしになるのもよくないのかもしれません。

CLIP STUDIO PAINTいまさらメモ 09

bt_nao_01.jpgずいぶんとギターの話が続いたので、久しぶりにイラスト関係の事、CLIP STUDIO PAINT(以下「CSP」)の事を書いてみようと思います。今回は「定規」で苦労した話です。

タブレットの質感はどうしても紙とは異なるので、曲線の描画が安定しないと感じている私にとって、定規は「IllustStudio」「ComicStudio」の頃から非常に重要な機能です。

ですが、CSPに移行して非常に困った事の一つが定規の仕様が根本的に異なる点でした。具体的には「定規レイヤー」があるかないかと言う事です。

例えば「ComicStudio」での定規の扱いは以下のようになっていました。

clip_studio_paint_180512_01.jpg

「定規レイヤー」と言う概念があるので、とりあえず定規レイヤーを作る、定規を作る、あらゆるレイヤーで共有できると、自分と相性が良かったのか、ソフトを使い始めた当初から違和感なく活用できていました。

ところが、CSPを使い始めてから、どこを探しても「定規レイヤー」が存在していない。調べてみるとどうやら定規はラスターなりベクターなり、描画するレイヤーへ完全に依存するものになっていました。

さてどうしたものかと考えましたが、描画レイヤーに依存しながらも他レイヤーに対して有効にする事は出来るので、こうなりました。

clip_studio_paint_180512_02.jpg

とりあえずベクターレイヤーを作る、そこに定規を作成する、設定をすればあらゆるレイヤーで共有できると、一見「定規レイヤー」と同じような感じです。それでもやはり「自作定規レイヤー」はいろいろと仕様が異なるところがあり、特に不便なのが「定規を選択するとそのレイヤーが選択されてしまう」事でした。

例えば「ComicStudio」の場合は、ペン入れ中に定規を使おうと思ったら、

  1. 「定規選択」ツールに切り替える
  2. 定規を編集する
  3. 「ペン」ツールに切り替える
  4. ペンを入れる

と言う操作で済むのですが、CSPで作った自作定規レイヤーでは、

  1. 「オブジェクトツール」に切り替える
  2. 定規を編集する(と自動的に自作定規レイヤーが選択される)
  3. ペン入れのレイヤーを選択する
  4. 「ペン」ツールに切り替える
  5. ペンを入れる

と言うようにひと手間増えます。

それくらいなら別にいいと思います、何がダメかと言うと、3番目の「ペン入れのレイヤーを選択する」をちょいちょい忘れて自作定規レイヤーに一生懸命描き込んでいる事態が頻繁に発生する事です。それって、つまり、自分がダメと言う事でしょうか。

どれだけダメかと言うと、

  1. 「オブジェクトツール」に切り替える
  2. 定規を編集する(と自動的に自作定規レイヤーが選択される)
  3. ペン入れのレイヤーを「選択しない」
  4. 「ペン」ツールに切り替える
  5. 一生懸命描き込む
  6. しばらくしてレイヤーを間違えている事に気が付く
  7. 描いた線を消す
  8. ペン入れのレイヤーを選択する
  9. 一生懸命描き直す

と言う感じです。こうなってくると定規レイヤーの仕様の違いがどれだけ大きく影響するか伝わるのではないかと思います。まあ、悪いのは自分なんですが。

ちなみに、自作定規レイヤーにレイヤーカラーが設定されているのは「一生懸命描き込む」のを防止する為のせめてものアイデアです。ただ、レイヤーの切り替え忘れを防止する事は出来ないので、結局かかる手間は同じです。

話が長くなってもはやただの愚痴なので、続きは次回にしようと思います。

中の下級ギターメモ 03

bt_riho_03.jpg先日、あの「GIBSON」が経営破綻(正確な表現ではないかもしれません)したニュースを見て、おったまげて思わず変な声が出ました。確かにGIBSONのスピーカーが売っているのを見て、「へー、最近はこんなこともやってるんだ」と思っていましたが、あまり業績が良くなかったようです。また、そういった事業を始めた背景には、ヒップホップ等、ギターを必要としない音楽の台頭によるギター市場の縮小があるそうです。改めて時代の変化と言うものを感じました。

とは言え、中核である楽器業務を中心に経営を再建させると言う事なので、ファンの皆様も一旦安心だと思いますし、GIBSONなんて恐れ多いと思っている私にはあまり関係のない話ともいえるので、私は私で例によって、中の下クラスの「リズムパターンに合わせた練習」について書いてみようと思います。

今回は実は「リズムパターンに合わせた練習」とはやや縁遠い、真空管搭載のアンプシミュレーターのVOX「ToneLab」です。

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VOX「ToneLab」。その後いろいろの後継機が出ますが、これが一番最初のモデル。アンプやエフェクトの選択、パラメーターの変更がそれぞれのつまみを回すだけで出来るので、とても分かりやすい。

何が縁遠いかと言うと前回の「amPlag」等のように「外部入力端子(AUX)」がないので、リズムパターンと合わせて練習する事が出来ません。それもそのはず、私が初めてギターを手にしたころに発売されていた製品なので、間違いなく10年以上前、もしかしたら20年近く前の機材になります。そんな気の利いたものついていません。

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ではなぜそんな機材を使うのかと言うと、単純に好きだからです。中の下クラスの私的には「やっぱいい音出るわー、真空管サウンドだわー」と感じますし(チョロいし実際には大して分かってない)、当時「どうやら世の中にアンプシミュレーターと言うものがあるらしい」程度の知識で購入しましたが、使い方が分かりやすくて、以来これが自分にとって基本の機材になっています。

そんな訳で、音質面でもぜひこれを使いたいと当然思った訳ですが、ではリズムパートをどうするかと考えた時、出てきた答えは例の「Pocket Operator」でした。こうなって改めて考えてみると、何らかのオーディオ出力が出せるのなら、何でも「Pocket Operator」を通す事が出来るので、思った以上に使いどころはあるような気がします。

guitar_memo_180506_03.jpg 「ToneLab」のLINE出力を「Pocket Operator」の入力端子に入れる。

では唐突な総評です。
セッティングの手軽さ:★★★★☆
本体性能の充実性:★★★★★
練習における実用性:★★★☆☆
総合評価:★★★★☆

音に関してはウチにある機材の中で間違いなく最高ですが、やはり外部入力がないのは残念。「Pocket Operator」があってとりあえず一安心、と言った感じです。

余談ですが、この「ToneLab」、光デジタル出力(角型プラグの奴)が付いていて、うまい具合にウチのオーディオインターフェースにも光デジタル入力端子が付いていたので、つなげて録音してみたらノイズが激減して驚きました。ただ、最近のオーディオインターフェースはコアキシャルのデジタル入出力しか見ないので、買い替えるときどうしたものかと思います。それもまた時代の変化なのでしょう。

中の下級ギターメモ 02

bt_dtm_01.jpg私の意思とは関係なく、ゴールデンウィークがすべてつながってしまい、その割に大してやる事も無いので今日もブログを書こうと思います。

今回も「リズムパターンに合わせた練習」を行うために、自分の環境でどんな方法があるかを検討した結果を聞かれてもいないのに書くわけですが、今回はVOXの「amPlag」(しかも旧型の方)と、方向性が同じなのでLINE6の「Pocket POD」の2本立てです。

例によってどちらも国内では販売終了していますが、「amPlag」は「amPlag 2」となり現在も販売、「Pocket POD」は国内での販売は終了していますが海外では意外と現役のようで、LINE6のサイトでもラインナップされています。

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「amPlag(旧型)」。シールドを通さず、直接ギターのジャックに差し込むタイプのアップシミュレーター。意外と斬新。

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「Pocket POD」。当時はアンプシミュレーターの代名詞とも言えた「POD」シリーズの小型版。性能は十分。

「ギター本体にヘッドフォン出力があるのにアンプシミュレーターを使う必要性は何なのか」と思われるかもしれません。もちろんよりリッチな音(エフェクター等)もあるのですが、これらの機材の共通した特徴、「外部入力端子(AUX)」が付いているという点です。

とは言え、平成も終わろうとしているこの時代では大して珍しくもない機能ですが、前回の「pocket operator」と異なり、例えばポータブルプレイヤーをつなげて「あの曲のあのフレーズ」を練習、解析したり、教則本についているCDの内容と合わせて練習もできます。

guitar_memo_180501_03.jpg
「amPlag」を例に一応図解したもの。ヘッドホン端子など、オーディオ出力が付いている機器ならば何でもつながる事になります。

と言う事で唐突な総評です。
セッティングの手軽さ:★★★★☆
本体性能の充実性:★★★☆☆
練習における実用性:★★★★☆
総合評価:★★★★☆

「本体性能の充実性」については「amPlag」と「Pocket POD」の平均としています。特に「amPlag(旧型)」にはエフェクターが全く入っていないので評価は渋めになっています。

やはり実際の楽曲や教則本付属のCDなどを利用できるのはこれ以上ないメリットです。しいて欠点をあげるならば、どちらの機材も「コンパクト過ぎて操作に支障が発生する場合もある」と言えるかもしれません。また、楽曲、教則本CDなどの再生に関しては「接続したプレイヤーの性能」(例えば特定個所のリピート)が影響する為、それによっても利便性は異なってきます。

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Author:professor anne
少女マンガを描きたいなと考えています。

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