最近変わった事 02

bt_mio_01.jpg技法的には割と変化が続いていますが、使っている道具は「Intuos 3」「ComicStudio」「IllustStudio」と、販売終了したもの、サポート終了したものばかりで構成されています。いったい何年前から使っているのか、私にも分かりません。

と言う訳で今回は「線」についてです。話が長くなりそうな予感がします。ちなみに、使用ソフトはもちろん「IllustStudio」です。

何が変わったのかと言うと「線を描くレイヤー」です。具体的には「ラスターからベクター」になりました。正確に言うと「今までは使い分けていたのですが最近はベクターに限定」しています。

「ラスター」「ベクター」それぞれについてはいまさら私が説明するまでもありませんし、話がより長くなりそうなので省略しますが、実例は下の図です。左がベクター、右がラスターです。

drowing_170122_01.jpg
目付きの悪い二人。原寸の200%表示です。(クリック時)

私にとってのラスターレイヤーのメリットは「描き心地が良い」と言う点です。ただこれはラスターレイヤーの特徴と言うよりも、鉛筆っぽいパターンブラシの恩恵によるものです。鉛筆っぽい感じで描けるのでアナログから始まっている私には使いやすく、好んで使っていました。そのパターンブラシはラスターレイヤーにしか描画できない、だからラスターレイヤーを使う、と言う事です。

ではデメリットは何かというと「塗りにくい」と言う点です。具体的には「下地を塗りにくい」と言う事です。

私の場合、線を描いた後、それを境界線としてそれぞれのパーツごとにレイヤーを作成し「基になる色」を塗りますが、バケツツールで塗るとどうしても線の中心部に「隙」が出来ます。それはラスターレイヤーに描画した鉛筆っぽい線の特に中心部が必ずしも不透明度100%ではないからです。だからこその鉛筆っぽさと言う事ではありますが。

実例を挙げると下図の状態です。

drowing_170122_02.jpg
線の所々で背景の色(水色)が透けています。

これを回避する方法は色々あるのですが、一つ一つ話すとやっぱり長くなるので簡潔に説明すると「どれも面倒くさい作業」です。

ではベクターだとどうなるかと言うと、バケツツールで塗る際「ベクターの中心線まで含める」というオプションがあるので、これを使えば線の中心まで塗ってくれますし、ベクターレイヤーに描画した線の中心は間違いなく不透明度100%なので、ラスターの様な隙ができる事は体感99.95%ありません。(わずかな線と線との重なり具合で1ドットレベルの空白が出来る事があります)

それでも今までラスターレイヤーを使っていた理由は、描き心地が良いと言う事の他に「アナログっぽい感じが出る」と思っていたからです。でも、結構前から気が付いてはいたのですが、結局差がそれほど感じられません。特にオリジナルから50%とか40%に縮小したサイズを作品として公開しているのでなおさらです。

drowing_170122_03.jpg
二人とも目付きが悪いですが、クリックで原寸の50%表示です。

だったらもういっそベクターレイヤー使った方が楽でいいか、と言う事になりました。実際、大分楽です。

酉年

bt_amane_01.jpgえとたま」も楽曲から入って作品を観るようになったアニメの一つです。「ピヨたん」はそのえとたまに登場する酉の干支神です。作中、ピヨたんが話の中心的人物になる回で妙にお尻が強調されるシーンがあり、それが印象的だったので私の中では「ピヨたん=おしり」と言うキャラクターになっています。私は悪くありません。

そんな事もあり、酉年なのでおしり、もといピヨたんを描きました。

piyotan_170115_01.jpg

酉年と言う事もあるのですが、ちょうど一年前に描いた「ピュアはじめ 2016」に関して、見れば見るほどポーズが不自然で、お尻を強調したいのかしたくないのかはっきりしない、何とも煮え切らない仕上がりになっているのが気になっていました。そのため、同様のテーマで再挑戦したかったと言う事も理由の一つです。

それはそれとして、ピヨたんが参加しているミニアルバムの「激メシ!!わがにゃの晩ごはん」という楽曲。すき焼きを作るはずだったのにビーフカツが出来きあがり、ピヨたんが「おい!すき焼きは!」とツッコんでいたり、再生直後のにゃーたんが飛び込んでくるところで、おそらくピヨたんは蹴られたのか、「いってぇ!」と言っていたり、なかなか自由な楽曲で楽しいです。

去年の目標 今年の目標

bt_amane_01.jpg特にどこかで明確に示した訳ではないのですが、2016年、私は「マシーンのように描く」と言う目標を立てていました。この目標を立てるに至った経緯があったような気がするのですが、さっぱり覚えていません。きっとそんなものなかったのでしょう。(都合の良い生き方)

年も明けたので、その目標に対する自己評価をしてみようと思います。

「描いたのか、描いてなかったのか」と言う事で言えば比較的描けたと思います、それほど根拠のない体感的な判断ですが。と言うのも、去年は週末にやたらとイラストを描きました。結果、カラーのイラストを描く機会が多かったと思います、2015年と比較しても。

例えば、pixivの投稿数で見ても2015年が11点なのに対して2016年は9点で、2015年の方が多いじゃないか。と言う事になってくるので、それは数えなかったことにしましょう。世の中pixivが全てではありません。

それはそれとして、この目標本当は「『武蔵野ロック研究所』を描く」と言う事を意味していました。それに対してどうだったかと言うと、「あと一歩」と言う感じです。

前半は割と文句なかったと思います。更新頻度も意気込みも。それに対して後半は何を描けばいいのか分からなくなったり、作業中頻繁にフリーセルをやっていたり、出来もイマイチだったりと、もっとガンバレたでしょうと言わざるを得ません。一応年内に8ページ分描き終わったので、その点は評価したいと思います。

まあ、終わった事を振り返っていても時間はどんどん進んでしまうので、済んだ事は気にせず今年の目標を立てました。

  • ホストガールを13+1人描く
  • ニコマスを描く

あと一つ何かあった気がするのですが、思い出せません。そんなノリで今年も都合よく生きていこうと思います。

最近変わった事 01

bt_dolma005_09.gif去年の今頃かそれ以前の描き方と比較して、手段とか思想とかでずいぶん変化したと思う点がここ最近の間に色々発生したので、何回かに分けて書いてみようと思います。

今回は「鼻」について。私はこう見えてもデッサンとかクロッキーから始まった人間なので、人物や石膏像をデッサンしながら「鼻ってこんな複雑な形をしているのか」とよく思いました。例えば鼻孔のふちとか鼻柱の付け根とか、そういった細かい部分の陰影も先入観なくとらえて表現しないと、何ともしまらない結果になってしまいます。

「絵画」ならそうなんですが「かわいいイラスト」においてはそんなところ描き込んでる場合じゃありません。大体線とか点です。確かにそうだなと思いながらも私のこれまでのそういった経緯もあり、自分で描いて「これは何なんだろう」と思っていました。

一応、自分の中では「線は鼻背か鼻柱を表す」、「通常は鼻孔のある面に影ができる」と定義していました。ですが最近は「線で表すのは鼻背のみである」、「陰影に関しては鼻背から鼻翼にかけてを『濃く』する」と考えるようになりました。

その変化を実例で見てみましょう。下の図は左から2016年1月、同11月、後の二つは2017年1月、つまりつい最近です。

nose_170107_01.jpg

一番左は正に鼻柱を線でとらえたもの。どちらかと言えば鼻柱の面がこちらを向いている時はそうすべきだと思っていました。ただ表現として何ともしっくりこない感じはしていました。この頃から。

左から2番目は線によって鼻背から鼻尖あたりまでを表現したもの。大きく描いた事とそういった角度だったと言う事からこうなりましたが、これくらいの大きさで表現するのであればこれはこれでありだと思います。

右から2番目は表現を変えるきっかけになったもの。正直この線が何を表しているのか私自身もよく分からず。影もどう塗ればいいのか分からないので全体的に色を付けてごまかしたら、意外とそんなに悪くない気がしました。

その経験から改めて他の方の作品を観てみると、確かに「理論的な陰影」と言う概念とは別の感覚で塗られているものも少なくない事に気が付きます。と言う事でその方向をもう少し追及してみたものが一番右です。

確かに、あれだけ複雑な造形を単純な線とか点とか、場合によっては描かない事もあるような表現において、それを陰影でとらえようとする事は無理があるのかもしれません。

キュアラブリー

bt_amane_01.jpgいわゆる「ニコマス」に馴染みがあるのでタグに自分のハンドルネームを入れるのが今まで当たり前だったんですが、最近になって実は全体的にはそうやってる人はそれほど多くないんじゃないか、と言う事に気が付きました。ニコニコ動画でも、pixivでも。それとpixivではキャプション(投稿者のコメント的なもの)を書かない方も多いようです。意外とそういう所に気が付きませんでした。

それはそれとして、「キュアラブリー」を描きました。実はこの作品には2つ大きな目的がありました。

一つは「そういったセンス(カワイイものを描く)に乏しいのでプリキュアを描いてセンスを吸収する」、もう一つは「ms先生みたいに塗る」です。

もう何回目になるか分かりませんが、相変わらず「もっとナウい塗り方を身に着けたい!」と思っています。いい加減そういった解説的なものを見ようと思ったのですが、せっかくなのでやっぱり自分が崇拝しているようなビッグネームからご教示いただきたい。しかしそんな都合の良い話があるだろうかと半ばあきらめていたのですが、考えたらとっくの昔に見ていました、「CLIP」の使い方講座、「ms先生のメイキング編」。しっかりお気に入りにも入っていました。

「じゃあ早速」と始めてはみましたが、やっぱり理屈が分かってもセンスが違うと全く上手くいきません。結構粘ったのですが、結局挫折しました。

cure_lovely_170107_02.jpg
もっと時間をかければ(長期的な意味で)化けたかもしれません。

ただ、「下のレイヤーでクリッピング」の利便性に気が付けたのは大きな収穫でした。今まで「してどうすんの?」くらいに思っていたのですが、基本の塗りに対して効果や調整を加える際、実に使い勝手が良いです。

まあ、そんな事もありましたが、描き始めたものは仕上げようと言う事で自分の行けそうな道を掘り下げてみました。もっと深い所まで行けそうな気がします。

cure_lovely_170107_01.jpg

あんまりキュアラブリーっぽくないのは、やっぱり未だにプリキュアシリーズを観ていないからだと思います。

ロリコンにはロリコンのクリスマスがあるんだよ

bt_chihaya_02.gif昨年末に「武蔵野ロック研究所」がひと段落したので、油断してちょっとそんなイラストでも描いてみようと思ったのがそもそもの間違いだったのだと思います。

他にも描こうと思ってまだ描いていないイラストはいろいろあるのですが、それらを差し置いてクリスマスっぽいイラストを描き始めてみました。ですが、作業を進めれば進める程「こうじゃないはず」という感じが強くなります。

christmas_170104_01.jpg

ここまで描いてもうやめたくなったのですが、作品を完成しないで終了するのはとんでもなく後味が悪い、と言う事で「じゃあもう一から描き直せばいいじゃん」と、やややけくそ気味に描きあがったのが今回の作品です。

christmas_170104_02.jpg

元々はもっとpixivで流行ってるような感じで仕上げようと考えていたのですが、頭も体もさっぱりついてきてくれなかったので、「じゃあいっそ、もっと自分のいける方向突き抜けてみよう」と思い、太く、濃く仕上げてみました。またこれまで好んで入れていた「逆光」をほとんど入れていません。意図的に。

「完成した」と言う意味では評価できますが、年明けにクリスマスのイラストをアップしているのはいかがなものかと思います。

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少女マンガを描きたいなと考えています。
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