XSplitの音声設定事情

bt_chihaya_02.gif本題に入る前に、前回の記事で書きもらした事を少し。実は本来USBミキサー(=オーディオI/F)である「ZENYX Q502」のUSBが外れています。これにより今まで悩まされていた「グランドループっぽいノイズ」から解放されました、おそらく。少なくとも以前にもまして気になりません。こうなってくるとなんで今までオーディオI/Fを2つも使っていたのか、と言う感じです。

ここから本題になりますが、そのUSBを外すきっかけになったのはこの「XSplit」の音声設定にあります。

まず「XSplit」ですが、簡単に言うと生放送配信ソフトです。無料版から有料版までいくつかの種類があります。「Niconico Live Encoder」の代わりとして概念やインターフェースがよく似ているので選択しました。もちろんNLEの方が真似したのだとは思いますが。また、私が使用しているのは「パーソナルライセンス」(有料版の安い方)です、ここでの話もそれを前提にしています。

細かい話をする前にまずはXSplitの音声設定画面を。

xsplit_160731_01.jpg

XSplitにおいてUSB接続のオーディオI/Fからの音声を拾う場合には「マイク」からオーディオI/Fの入力チャンネルを選択することになりますが、それだと何か都合が悪い事があったんだと思います。まるで他人事のような書き方ですが、すいません、もう2ヶ月前の話になるのでそれが何だったのか、よく覚えてません。モノラルでしか拾えないとか、そんな事だったような気がします。

となると、他の方法として「システムサウンド」でPCからの「出力」チャンネルを選択する方法があります。これが意外と曲者だったのですが、ニコ生配信でよく言われる「ステレオミキサー」とか「ループバック」みたいなものなので、「出力」されている音声でないと拾えません。つまり、前回の図にあるようにミキサーからの出力をPCの「ライン入力」に接続してもそもそも「入力」チャンネルの選択肢がないので、それだけでは拾いようがありません。

と言う訳で、PCのライン入力に入った音声をどこかに出力する必要があるのですが、以下の2点がポイントになります。

  1. システム音声と同じチャンネルを使用すると、システム音声(ポーンとか、ピコーンとか)も放送に入ってしまう。(ウチ的にはよろしくない)
  2. 音声自体はミキサーから別途スピーカーに対して出力されているので(前回の記事参照)、聴覚的な意味で実際に聞こえる必要はない。

と言う事を踏まえてウチの出力チャンネル、すなわち「再生デバイス」画面を見てみましょう。

sound_device_160731_01.jpg

基本的にはメインで使っているオーディオI/F「FA-66」のどれかを選択することになりますが、上記ポイント1により「規定のデバイス」に設定されている「Out1」は選択肢から外れます。と言う訳で「Out2」「Out3」のどちらかを選択する事になりますが、将来的に何かが接続される可能性がより低い「Out3」(光デジタル出力)を選択します。

その選択と言うか設定の方法も一癖あるというか、実際見てみて「へーこうなってるのか」と感心したのですが、具体的には以下のように行います。

  1. 「録音デバイス」画面で入力チャンネルである「ライン入力を」選択して「プロパティ」をクリック。
    sound_device_160731_02.jpg
  2. 「聴く」タブをクリックして「このデバイスを聴く」をチェック。
    sound_device_160731_03.jpg
  3. 「このデバイスを使用して再生する」から目的のデバイス、今回の場合ならFA-66のOut3を選択。

そして最後にXSplitのオーディオ設定で「システムサウンド」から目的のデバイス、今回の場合ならやっぱりFA-66のOut3を選択します。(一番最初の画像参照)

思ったよりも長い話になりましたが、ウチではこうなりました、と言う話でした。曖昧な部分もありましたが、やっぱりオーディオI/Fをひとつに出来たのは結果的によかったと思います。

最近のニコ生音声周り事情

bt_dolma018_14.gifWindows10が来た話で出てきましたが、Windows10を使い始めた(PCを買い替えた)事により、ニコニコ生放送の音声的な環境が結構変わりました。「Niconico Live Encoder」でクロマキー機能が使えなくならなければ変える必要もなかったのですが、結果としては全体的に簡素で使いやすくなった感じもしなくはないので、まあよかったのではないかと思います。

ウチにおけるニコ生の音声周りに対する要求は以下の2点です。

  • DAWの音声を放送に乗せられる
  • 音楽プレイヤーの音声を放送に乗せられる

具体的な接続としては以下の図のようになってます。

live_160724_01_01.jpg

簡単に言うと「ミキサーにまとめて配信ソフト(XSplit)へ送る」ようになっていますが、DAWを例にその順路を追うと、

  1. DAWからIEEE1394を通ってオーディオI/Fへ入る。
  2. オーディオI/Fからオーディオケーブルを通してミキサーへ入る。
  3. ミキサーからMAIN OUTとヘッドホン出力を使って音声を2系統に分ける。
  4. MAIN OUTはオーディオケーブルを通ってPCのライン入力へ入る。
  5. PCに入ったDAWの音声は配信ソフトを介し、インターネットを経由してニコ生へ送られる。

これだけだと私自身がDAWの音声を聞けないので、

  1. ミキサーのヘッドホン出力から出た音声はオーディオケーブルを通って「PC-2LIVE」(後述)へ入る。
  2. PC-2LIVEからオーディオケーブルを通ってスピーカーより出力される。

文字だけ読むとさっぱり分かりませんが、そうなっています。

では、その「PC-2LIVE」とは何かというと、「2系統の音声を一つにまとめるボリュームコントローラー」です。ミキサーと言えばそうかもしれませんがそうでもないような、単純にボリュームコントローラーでもないし、意外とこういう製品がなかったので商品名で表しました。

pc-2live_160724_01.jpg
便利そうなので買ったけど今まで使いどころがなかった一品。やっと出番が来た。ちなみに、2系統の音声のどちらかを「0」にする事は出来ないのでご注意ください。

「2系統をまとめる」と言っても、DAWと何をまとめているのか。それは「PCのシステム音声」です。図の中でさりげなく点線で書いてありますが、PCからオーディオI/Fを通って出力されるシステム音声は直接PC-2LIVEに送られています。

また、音楽プレイヤーの音声ですが単純にミキサーにつなげれば後はDAWの音声と同じです。とにかくミキサーにつなげた音声は放送にも乗りますしモニターもできる、と言う訳です。

ホント、毎回毎回パズルみたいです。

武蔵野ロック研究所 010

m-r-k_thumb.gifゴールデンウィークのPC入れ替え作業で若干間があいた事も影響しているのかもしれませんが、キャラクターの外見的な設定が意外とブレてきていて軽くビックリしました。人間の記憶力がいかにあてにならないか、さすが私です。今回は特に奈緒の目付きを001の頃に慌てて戻したので、前回と比べると若干違和感あるかもしれません。

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Windows10が来た話

bt_dolma013_11.gif最近またブログの内容が偏ってきているので、「Windows10」(以下、Win10)と言うか、新しいPCを買って変わった事を何となく書いてみようと思います。Win10自体もなんだか今更な話ですし、PCを買い替えたのもゴールデンウィークの話です。内容よりもしつこいアップグレードの案内で有名だった印象はありますが、個人的にはよいOSだと思います。

早くなりました。と言ってもPC本体そのものを買い替えたので、単純にWin10のおかげと言う訳ではありませんが。でも、旧メインPC(Core2 Quad/メモリ8GB)もついでにWin10にしたのですが、やたらと起動が早いです。

これもWin10だからどうこうと言う訳ではありませんが、ついにSSDが来ました。旧メインPCのシステム用ドライブの使用状況から「250GBあればいけるでしょう!、、、多分」と思っていたのですが、なんだかんだであっという間に3分の2程度使用してしまい、不安になったので「Ableton Live」のライブラリをデータ用ドライブに移動しました。100GBありますからね、ライブラリ。

「OneDrive」が活用できるようになりました。これまで「そういえばそんなのもあったっけ?」程度の扱いだった「OneDrive」。Win10になって、勝手に「OneDriveフォルダー」が出来ていて、「なんだこれ」と思っていましたが、とにかくここにファイルを入れておけばネットワーク接続の状態と関係なく、他のPC(旧メインPC)と同期できるのはやっぱり便利です。また、iPhoneでもAppをインストールすればファイルをやり取りできてこれも便利です。特に写真のやり取り。あと、スクリーンショットを取ると勝手に保存してくれるのも個人的にはありがたいです。

バックアップを取るのに苦労しました。それまで使っていたロジテックのHDDについていたバックアップソフトがOSに対応しなくなったので、じゃあ設定の「バックアップ」を使えばいいやと思っていたのですが、なぜか何度やってもバックアップを開始できませんでした。あきらめていろいろ探した結果Microsoftが提供している「SyncToy」を使用してやっと落ち着きました。変に圧縮などせず単純に差分を作成、上書き、削除してくれる私好みのソフトです。

ニコ生の配信ソフトが「Niconico Live Encoder」(以下、NLE)から「XSplit」(以下、XSp)にかわりました。原因は未特定ですがNLEのクロマキー機能が使えなくなってしまい、いろいろ検討した結果4.98ドル/3ヶ月払ってXSpを使う事にしました。「設定の記憶力的に安定しているNLE」と言う感じで、使いやすく馴染みやすく、有料だけあっていい感じです。

「XSplit」に変わったことにより音声のルーティングが変わりました。一番大きな変化はUSBミキサーがただのミキサーになった事です。この辺りはまた改めて書きたいと思います。

「VOCALOID 2」が使えなくなりました、OS的に。最近は「CeVIO」がメインだったとはいえ全くいらない子だった訳でもないので、いよいよ「VOCALOID 4」を買う時が来たのかもしれません。今更ですが。

タブレットが風前の灯火です。いまだに「Intuos 3」を愛用しているのですがそもそもこれ自体のサポートは終了しています。ですがドライバはWin10での動作が確認されているという状況。確かに概ね問題はないのですが、動作が怪しいと言えば怪しいです。ただし、その原因はやっぱり特定できていないので何とも言えません。

壁紙が変わりました。と言うか、文字ばっかりなのも何なので最後にPC変えたついでに個人的な趣味で作った壁紙を載せておきます(1920x1080)。「Novation」好きの方にはうれしいかもしれません。

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どっちかと言うとロック画面向け

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どっちかと言うとデスクトップ向け

素人Ableton Live DJメモ 09

bt_dtm_01.jpg多分、時間が経つと私自身が何を書こうとしていたのか分からなくなってくると思うので、今のうちに書いておきます。書いておこうと思うのですが、今回の話、私の分かりにくい説明を全開にしても説明しきれないところが多々あります。

前回は、私の使っているDJセットにおいて「Impulse」の演奏だけがセッションビューの操作でもオートメーションの操作でもないため記録されない、と言う話でした。

それを記録するためにはトラックのアームボタンを押せばいいだけなのですが、そうするとアレンジメントビューに約30分の長さのクリップが作成されることになります。BPM=120だとすると900小節と言う事になるでしょうか。しかもずっと演奏しているわけではないのでほとんど空、場合によっては全く空のクリップが出来上がることになります。なんだかそれも無駄な感じがするので出来たらやりたくないなあ、と言うのが個人的な本音です。

しかし実際のところは、私の本音に関係なく、トラックのアームボタンを押しても「記録」は出来ますが「再生」ができません。厳密に表現すると「音が出ません」。今度はAbleton Live内部での「モニター」(下図黄枠内)と若干「ルーティング」(下図緑枠内)が影響してきます。

live_160710_01_01.jpg

以前にも少し書きましたが「Impuls」は単独で演奏できるだけでなく「Beat」トラックからMIDIクリップの入力を受けてドラムパターンを再生します。「Beat」からのMIDI入力、「Impulsへのチャンネル10のMIDI入力(直接演奏)」の両方を音声として出力する為には「Impuls」トラックのモニター設定を「In」(上手黄枠内参照)に設定する必要があります。この設定はトラック自体にあるクリップを無視して、別トラックやMIDIコントローラからの入力信号のみを再生する、という設定です。つまり、Impulsトラックに記録されたMIDIクリップによる音声は出力されないと言う事です。(下図参照、参考になるかどうかは別として)

live_160710_01_02.jpg

となると今度はこの状況をどう解決できるのかと言う事になりますが、選択肢がありすぎてなんだかよく分からなくなってきました。例えば、

  • 面倒くさくても記録時と再生時でモニターの設定を変える。
  • 「Beat」と「Impuls」それぞれに音源を入れて、何とかする。
  • いっそ「Impuls」をなくして「Beat」はオーディオクリップにする。

等々。

で、結局どうなったかと言うと、こうなりました。

live_160710_01_03.jpg

「Beat」トラックと「Impuls」トラックを統合、Impulsの直接演奏は廃止、キックとかクラップとかを鳴らしたければSEのトラックにオーディオクリップを置いてください。冒頭でもちょっと書きましたが、Impulsを直接演奏る事はほとんどないんです。これでいいんです。

もう書いてるこっちの方が疲れてきたので最後にまとめると、今回のこの問題、「このセットを作った時にはプレイを記録することなんて考えてなかった」と言う事が根底にあったのだと思います。まあそうですよね「ちょっとやってみようか」程度のノリで始まりましたから。

素人Ableton Live DJメモ 08

bt_dtm_01.jpg唐突に書く事がなくなった、と思っていたら自分が使っている「Ableton Live」(以下、Live)のDJっぽいセットに関して、実はちょっと困った状態だった事に突然気が付いたので書いておこうと思います。

簡単に言うと、これまでだらだら書いてきた「あのドラムトラック」のキモである「Impuls」、これが実は録音されないという状態です。

まず録音、と言うか「記録」についてなんですが、Liveではセッションビューとアレンジメントビューと言う2つの概念があって、ウチの環境に置き換えて説明すると「セッションビューでプレイした内容がアレンジメントビューに記録される」と言う事になります。ちなみにこの考え方、Liveを使う際、初期から中期にかけてつまづくところだと思います。もしつまづいてもそのまま使い続けていればそのうち慣れます。

live_160709_01.jpg

私は(ボタンを押し忘れなければ)基本的に毎回プレイを記録しています。記録したものを修正してそこそこ聞ける状態にしたものをニコ生で描いてみた放送をする際にBGMとして使用する(事もある)、と言うのが最近の流れです。

ちなみに「記録」と書いていますが、「録音」と言うには少々語弊があるからです。と言うのも「トラックのクリップを再生するボタンが押された」、「ノブが動いた」と言う「情報」を記録してからです。というか、「オートメーション」と言えばDTMをやる方には分かりやすいのかもしれません。

と言う事を踏まえてImpulsが記録できない話に戻りますが、正確にはImpusleを直接演奏した情報のみが記録されないと言う事になります。なぜかと言うと、

  • 記録されるのはあくまでもクリップ再生、停止の様な「セッションビューに対する操作」かMIDIなどをアサインした各種コントロールの操作(オートメーション)。
  • それに対してImpulsの直接演奏は「トラックに対する直接の入力」。

と言う事になるのでしょうか。よく分かりません。(平常運転)

まあ、理屈はともかく、その「トラックに対する直接の入力」を記録するにはどうすればいいのかと言うと「トラックのアームボタン(下図赤枠内のボタン)を押せばいい」と言う事になります。これを押していないと「ラジカセにマイクをつないだけど録音ボタンを押さないでしゃべってる」のと同じ状態です。

live_160709_02.jpg

じゃあ押せばいいじゃんって事なんですが、意外とそんなに簡単な話ではなかったと言う事を次回は書いてみようと思います。

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