ド素人Ableton Live DJメモ 03

bt_dtm_01.jpg「そうだ、ドリームクラブの『恋・KOI☆week end!』をコピーしてダンスミュージックっぽくアレンジしよう」と唐突に思ったのですが、やってみたら全然それっぽく、イカした感じに出来ませんでした。根本的な原因としては、そもそも私が普段それほどダンスミュージックを聴いていないからなんだろうな、と思います。なんか、テクノポップを作った時も同じような事を言っていたような気がします。

さて、こちらももっと根本的な話として、Ableton LiveでDJを行うにあたり、私が使っているセットはどういった構成になっているのかを書いておこうと思います。もしかしたら何かの参考になるかもしれませんし。

具体的にはこういったセットを使っています。

live_150618_02.jpg クリックで原寸表示

まずはオレンジと青のトラック。

  • Track A
  • Track B
  • A2
  • B2

これがメインのトラックです。下部にそれぞれ「A」「B」が点灯していますが、これがAbleton Liveでのクロスフェーダの設定になります。また、「A2」「B2」については補助的なトラックで、何かのループを重ねたい時などに使用します。

次に番号で言うと6番の「Setlist」、これは単純に今日使う曲を置いておくだけのトラックです。その為、とにかく音が出てしまわないようにしてあります。

そのSetlistの左側、

  • 7410
  • /852
  • *963.

何だかよく分からない名前が付いていますが、これが以前書いたテンキーによりクリップをトリガーするトラックです。せっかくなので3トラックに分けてみました。分けておけば「3音同時発音」と言う事になりますし、トラック毎にエフェクトやセンドを設定する事もできますし。

今度は「Setlist」の右側、

  • Filter A
  • Filter B

フィルターについてはまだまだ試行錯誤でその結果として現在は別トラックを作って、ルーティングさせています。センドリターンに近い感じです。

右端の2つはリターントラックなのですが、その右側にある「Replay」。これはプレイを録音するためのトラックです。単純にマスターの音声が入力されます。練習のプレイでも改めて聴いてみればもっと客観的に判断できるであろう、と言う事で入れてみました。

と言う事で、自分のセットについて書いてみましたが、単純にDAWなのでそれこそ十人十色だと思いますし、「DJ」と言ってもその目的がまちまちだと思うので、もしかしたら世の中に2つと同じセットは存在しないのかもしれません。

いや、さすがにそれは言いすぎかもしれません。

ド素人Ableton Live DJメモ 02

bt_dtm_01.jpgいざ書こうと思うと、小ネタ過ぎたり何を言ってるのか分からない話しか思いつかないのですが、とりあえず「サンプルの処理」について思った事を書き止めておきます。

代表的な処理としては、以下のものがあげられると思います。

単純にCD等から音源を取り込んだだけでは、曲の開始前の無音部分が入っているので、実際プレイした際に楽曲間のつながりのタイミングを計るのが非常に困難です(それでなくても難しいのですが、、、)。その為、いわゆる「頭だし」と言う作業が必要です。単純に曲の先頭ではなく、「ココから再生が始まって欲しい」と言う再生点の決定です。これについては特に一般的なDJにおいてはプレイ中に行う作業のようですが、Ableton Liveでは基本的に事前に処理を行っておくのが多分一般的なのだと思います。もちろんプレイ中に変更する事もできます。

次に、別の曲とのテンポを合わせたり、リズムの影響を受けるエフェクト(例えばディレイ)と同期するために「ワープ」も必要になるでしょう。もしかしたら必須ではないのかもしれませんが、やっておいた方がやっぱり無難だと思います。

さらに、ネタ的に「ループ」のポイントを設定する事もあるでしょう。例えば間奏部分でゆっくりトランジションしたいので再生時間を延ばしたり、サビの部分を繰り返して盛り上げたり、そういったループ再生の設定です。

ココから先は、他の方がAbleton LiveでのDJプレイをどうやってるかと言う情報に接する機会がほとんどないので、私はこうやっているという話になります。

まず、ワープした後の「テンポの整数化」です。ワープさせる際、自分でテンポを計って数値を設定するのも、リズム感を鍛える練習になるかもしれませんが、作業効率を考えれば当然自動処理になると思います。その際、Ableton Liveががんばって小数点第二位まで計算する事があります。これを整数に修正してあげます。

live_150612_01.jpg
BPMが少数で設定されている例。

これも、必須の作業ではなく、また私も最初の頃は少数を気にせず使用していたのですが、以前書いた「プレイ中にワープを切る」と併せて考えると、

  • マスターのテンポを曲のBPMに合わせる
  • その為にノブを回す
  • 一般的なノブの送信信号は128段階
  • となると、小数点第二位までを対象とした場合、その稼働範囲は例えば120.00-121.27

以上の点から、単純に整数に修正しておいた方が明らかに実用的だと思います。

最後に「トランジェントを削除する」です。「トランジェント」はAbleton Liveが初めてサンプルをワープする時に作成する、音、例えばボーカルの声やドラムのバス、スネア等の開始点を自動的に検出したものです。

live_150612_02.jpg
赤枠内がトランジェントのポイント。

これがあれば、ワープポイントやスタートポイントなどをサンプル上でのタイミングに合わせやすくなるので何かと便利なのですが、必ずしもマスターのテンポと同期している訳ではなく、また基本的には大量に作成されます。つまりどうなるかと言うと、各種ポイントを設定する際に「ひっかかって」邪魔になります。さらに、場合によっては小節の頭に合わせたはずなのに良く見たらトランジェントに吸着していた為、ポイントやループの長さがわずかにずれていた、という事も発生します。

live_150612_01.jpg
トランジェントに吸着した例。

削除にはショートカットを使用すると良いでしょう。サンプルエリアをクリックした後、「ctrl+a(全体を選択)」、「ctrl+shift+del(トランジェントを削除)」です。

結局、何を言ってるのか分からない話になりましたが、どうしてもこういったノウハウは経験をつむ事により見つかる場合が多いので、これまで処理したサンプルを全てもう一度処理する事になる事も、当然あります。(死んだ魚の目)

テンキー(MIDIコントローラ)

bt_dtm_01.jpgやりたい事がありすぎて、どれから手を付ければ分からないので、とりあえずブログでも書いておこうと思います。

以前、Twitterでもちょっと書いた事なんですが、Ableton LiveでのDJプレイを始めるようになってから、ちょっとしたSEを使いたいので、それをトリガーする為のMIDIコントローラが欲しいな、と思っていました。

今ある物でどうにか出来ればいいんですが、まずDJをする際にメインで使う「LAUNCHCONTROL XL」、これにはもうアサイン出来るボタンがありません。となると「LAUNCHPAD」ですが、これは大きすぎます。ダメではないのですが、せいぜい8個程度のクリップをトリガーできればいいので、最適かどうかと言うとイマイチと言えます。

また別の方法として、ドラムラックを立ち上げてコンパクトなキーボードでトリガーしようかとも思ったのですが、実際やってみたら「LAUNCHCONTROL XL」のアサインと競合していて、キーによっては再生が止まったり、録音が始まったりします。

そういった状況を踏まえて、利用可能なMIDIコントローラを探すとなると、相当困難ですし、そもそも、それだけの為に機材を購入するのもどうかと思いました。

何とかならないかと改めて考えてみたところ、「そうか、キーボード(文字入力)にアサインすればいいのか」と言う事に気が付きました。さらにテンキーなら、その物理的なサイズだけで言えば正に私の理想のコントローラです。しかも都合の良いことに、ちゃんとキーボードの数字キーとテンキーの数字を別物として認識してくれるので、例えばニコ生をやっている際、コメントを入力するのにキーボードの数字キーを使ったとしてもクリップがトリガーされる事はないので安心です。

dtm_150603_02.jpg
「N」と付いてるのが「テンキー(Num)のキー」、と言う事ですね。

Ableton Liveに限った話ではありませんが、余りにも機能が充実しすぎると、なかなか全てを把握して適切に利用する、と言うが難しくなってくると思います。なので、改めて掘り下げてみると意外な解決方法が見つかる事も少なくないかもしれません。

dtm_150603_01.jpg
おそらく他所では見かける事はないと思われる私のプレイ環境。

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