身に余るDTM:プラグイン編

bt_yayoi_01.gif最近はDTMにどっぷり(思ったように行かなかったと言う意味で)はまっていたのでDTMの話題が続きます。

映像でも音楽でも、そういったものを制作するソフトウェアでは「プラグイン」と言うものを使うのが当たり前になってきていると思います(いまさら感)。第三者が作成した追加機能と言うような考え方でよいと思いますが。

DTMでも「VST」という規格のプラグインが一般的に使用されていて、無料のものから有料のものまでそれこそ星の数ほどあるようです。

私程度のレベルであれば、やはりまず手をつけるのは無料のプラグイン。雑誌などで紹介されていると「とりあえず入れてみよう」とインストールはしますが、使い方が分からなかったり(説明が英語のものも多々あります)、入れたこと自体忘れていたり、そもそも何に使うものなのか理解していなかったりと、そういった「参考書を買っただけで頭がよくなった気になる」的な行動は今後反省して行こうと思います。

そんな中、「これは絶対に欲しい!」と思った有料のプラグインがあります。それがRoger Linn Designの「AdrenaLinn Sync」(99ドル)です。以前も書いた気がしますが、私が使っているDAW「Ableton Live 9」の64bit化を捨てて、32bit版を使い続けている理由は、「AdrenaLinn Sync」が(完全に)64bitに対応していないからです。

「AdrenaLinn Sync」は簡単に説明すると、DAW上で動くギターのエフェクトです。例えば、私が弾いた素人なコードでも、こんなに劇的に変化します。(前半8小節がエフェクトオフ、後半8小節がエフェクトオン)

そもそも「Roger Linn Design」という会社は、私が初めてギターを買って、ひたすらギター本体やエフェクターの会社のWebサイトを見ていた頃、「いつかはこんなの使ってみたいな」と思っていた憧れのブランドの一つです。当時はハードウェアとしての「AdrenaLinn」に興味がありましたが、私程度の人間が買うにはちょっと高価だったので(多分当時でも3~4万円くらい?)、結局手を出すことが出来ませんでした。

「AdrenaLinn Sync」はプリセットを選ぶだけで十分な効果が出てしまい、全体の構造の60%くらいしか理解していないと思います。それも良いんだか悪いんだか、と思いながら事ある毎に頼りしています。

「素人のマスタリングですから」(プロフェッサーアン 談)

dolma012_04.gifim@s TUKU-tail Party BD2」の動画もなんとかかんとか提出できたので、相当どうでもよい素人DTM理論でブログを更新しておこうと思います。

「マスタリング」と言う作業、色々な文献を読むとそもそもは「アルバムを作成する際、楽曲ごとの音量や質感等を調整する」と言う意味が大きいようです。その為、ミックスダウンしたファイルを別のプロジェクトにまとめてマスタリングする、と言う方法が一般的なようです。(実際の業界の現場ではどういった手順で行っているのか、私にはさっぱり分かりませんが)

ですがこの方法、素人の私にとっては非常にわずらわしい点があります。よくあるのが、マスタリングで音圧を挙げて音が歪む場合、ミックスの段階まで戻って音量なり、定位なり、ダイナミクス系なりを調整しなくてはならない場合です。

その際の具体的な作業手順としては、(「Ableton Live」の一例)

  1. マスタリング用のプロジェクトを閉じる
  2. ミックス用のプロジェクトを開く
  3. 調整する
  4. エクスポートする
  5. ミックス用のプロジェクトを閉じる
  6. マスタリング用のプロジェクトを開く
  7. エクスポートしたファイルを再度インポートする(一応)

と、なかなか手間がかかります。これくらいで手間とか言ってちゃダメかもしれませんが。ですが、こちらは立派な素人、もうしょっちゅうこんな事していると、流石に時間がもったいなくなってきます。

と言う訳で、別にアルバム作るわけでもないので、ミックスしたファイルでマスタリングもしてしまえば、エクスポート、インポートの手順が不要になるので、作業も楽になるだろうと考えました。ただ、そこで問題になるのがマスタリングの目安に使う「リファレンスファイル」です。マスタートラックにエフェクトを入れてしまうと、リファレンス用のトラックにもエフェクトがかかってしまい、リファレンスとして役に立たなくなります。

そこで登場するのが最近覚えた「ルーティング」です。全てのトラックを一旦「マスタリング用トラック」にまとめそのトラックでマスタリングを行い、それとは別に「リファレンス用トラック」を作成し、それぞれをマスタートラックに送ります。そしてそれぞれのトラックのオン/オフやソロを使って、必要に応じて切り替える。と言う方法で今回はやってみました。すぐにミキシングに戻れるので、作業負担は大分軽くなりました。

分かりにくい話になって来ましたので、実際の画面で現すとこうなります。もっと分かりにくいかもしれませんが。

dtm_130618_01.jpg

結局今回の話をまとめると、「私は1曲のミキシング/マスタリングで1ヶ月もかかった」と言う事になります。そしてその結果が6月29日頃に発表されるので、皆様も変な意味でお楽しみにお待ちいただければと思います。

「グループとは違いますから」(ルーティング 談)

dolma005_09.gif今作っている動画、やっと映像的な作業に入れたのですが、かれこれ2ヶ月くらい描画をしていなかったので、全く描ける自信がありません。そんな不安をごまかす為にブログを更新してみようと思います。

ミキシングに関する本や記事を読むと、「ミキシング時に同系統の音を一つのトラックにまとめる」と言う処理方法を度々目にします。いわゆる「ルーティング」と言うヤツです。それによって、複数のトラックに対して同時に同じエフェクトをかけたり、音量を調節したり、何かと都合が良いようです。

ただ、使用するDAWによってその方法は様々で、私は自分の「Ableton Live」においては「グループ」(下図参照)がそれにあたると思ってました。これはこれでダメではないような、そうでもないような。なんだかハッキリしない感じはしていました。

dtm_130606_03.jpg

以前、マニュアルでルーティングに関する記述は読んでいましたが、いまひとつピンとこなかったのと、それほど必要性を感じていなかった為、理解しないままにしていましたが、今回の作業でしつこくミキシングしていたら急に分かるようになりました。つまり、オーディオの送り先を「Master」ではなくどこかのトラックに設定する。そして、個人的にはココがキモだと感じましたが、「Monitor」を「In」に設定する。この2点だけでよいのだと思います。少なくとも「いかにもルーティング」っぽい感じになってきていると思います。何が「いかにも」なのか自分でもよく分かりませんが。

dtm_130606_01.jpg

ついでに、「リターントラックを別のリターントラックに送る」という処理方法も見かけます。こちらもさっぱり分からなかったのですが、Liveの場合はリターントラックの「Send」がデフォルトでは無効になっているので、これを右クリックで有効にしてあげるだけでよいようです。あー、そういえばずいぶん前に「この設定何に使うんだろう?」って思った気がします。

dtm_130606_02.jpg

そんな事を書いてるうちに寝る時間が近づいてきたので、また明日からがんばろうと思います。

「人間とは違いますから」(鏡音リン 談)

dolma022_06.gif「フルコーラスで3~4分程度の楽曲を作る」となると、私にとっては大規模な作業になりますが、実際、作るのは年に2、3回程度であり、それ故に、知識、経験の不足による様々な問題が発生します。

毎回問題になるのが「ミキシング/マスタリング」です。今回も「音圧を上げたいがその前に音が歪んでしまう」と言う問題が発生しました。と言う訳で、素人なりに何度も作業をやり直して導き出した解決方法の事例を、一応書いておこうと思います。(サンプルの音源もあればいいのですが、色々とヒドイので勘弁してください)

センター三つ巴

とにかく、音が歪むのはボーカル(あ、ちなみにボーカルは「鏡音リン アペンド」です)のパートです。歪むと言う事はおそらく周波数帯域がぶつかっている別の音があるのだと考えました。特に同じセンターに定位している「ベース」と「キック」が怪しいと考え、一旦それぞれのトラックを切ってみると歪みも消えるので、この2つの音、特にベースの方が大きく影響を与えているように思えました。

その為、ベースとキックのレベルを下げ、また、EQで特に低音の帯域(100Hz以下位)を切ってみたら大分良くなりましたが、それでも完成の目安の参考にしている、いわゆる「リファレンス楽曲」(私の場合は教則本に付属のサンプルファイルを使ってます)と比較するとまだまだ音圧的に弱い印象で、当然低音域が弱く、流石の私もまだ納得できない結果でした。

他の周波数帯域達

そもそも、低音を切って改善したように見えても、ボーカルの低音域は音色を調整する意味でもすでにバッサリと切っているので、もしかしたら他の帯域が原因になっているのではないかと考えました。その為、ボーカルもベースもキックも高音域を切ってみたり、それぞれの中音域を下げてみたり、EQの調整を色々と行ってみましたが、結果は似たり寄ったりでした。

周波数の濡れ衣

となると、他のトラックとの関係ではなく、ボーカルのトラック自体に何らかの原因があり、トラック単体での問題と言うことであれば「レベル」が原因ではないかと考えました。一応ミキシングを始める前にボーカルの低音域を切ったり、レベルのばらつきは調整したつもりだったのですが、改めてコンプレッサーやリミッターを使って、突出した部分をレベルを抑える様にしたり、実際に歪む部分のレベルにオートメーションを書いて下げてみたりしましたが、これらは全く解決には至りませんでした。

もう訳が分からなくなった私は「ペッタンコにしてやる!」と考え、コンプレッサーを入れてスレッショルドを思いっきり下げてみると、意外と良い結果になりました。気を良くした私は、必要以上に下げなくてもいい所まで調整してみたところ、「-28dB」と、教則本などではあまり見かけない数値にはなりましたが、全体の音圧としては、リファレンスに近づける事が出来ました。やはり聴いてそう感じなくても、マスタリングでの処理上では処理の限界を超えたレベルの突出になっていたのかも知れません。

ただし、これには一つポイントがあって、コンプレッサーがスレッショルドの値によって、出力レベルが自動的に補正、つまり、勝手にレベルを上げない様に設定する必要があります。

dtm_130601_01.jpg
「Abelton Live 9」のコンプレッサー。視覚的に状態が確認できるようになったので、私みたいな素人には助かります。右上にある「Makeup」が前述の出力レベル自動補正ボタン。

最近になって「ミキシング時の1dBが最終的なマスタリングに与える影響」を、なんとなく考えるようになった私としては、「28dBも下げちゃっていいのか?」と思いましたが、「もしかして、、、」と思って調べたところ、昔は似たような事をやっていました。(リミッターのゲインを目いっぱい上げる)

私自身、歌う自信がありませんし、歌ってくれるような知り合いもいないので、生身の人間の歌声を扱った事がない為何ともいえませんが、やはりボーカロイドには「ボーカロイドの為の処理」が必要なのかな、と思います。

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