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「レベル補正」の効果

bt_dtm_01.jpg結局今回も画像を用意するのにずいぶん時間を取られました。

デジタル描画の恩恵というか、ズルさと言うか、コントラスト、色合い等、後からいろいろと補正することができます。私の場合は特に仕上げ段階での調整でお世話になっています。

CLIP STUDIO PAINTにおいて、ここ数年の間で特に使用しているのが「レベル補正」です。仕上げの段階で全体をまとめるのはもちろんですが、肌や髪など、特定の部分に対して個別に調整することもあります。

「レベル補正」を利用する理由は、明るさ、コントラストをRGB別で調整できるので、結果として色合いも調整することができ、結局これ一つでほぼ思ったような結果を得られるからです。

と言う事を踏まえて、今回は普段から感じている、「わずかな違いでも大分印象が変わる」事を確認してみようと思います。

条件としては完成したイラスト全体に対してレベル補正を行っています。実例は以下の通りです。

example_190421_01.jpg
レベル補正前、もともと「特に肌の影に対して普段入れないような色を入れよう」と思ったのですが、結果としては明るさ的にも色的にも濁った感じになってしまいました。

example_190421_02.jpg
レベル補正後、結局、本来の目的には届きませんでしたが、大分明るく、健康的な印象になったと思います。

とは言え、レベル補正前後でその違いがほとんど分からないかもしれませんが、描いている本人にとっては「あ!こっちの方が全然いい!」くらい違うんです。

具体的な設定の内容の内容についても書こうと思ったのですが、画像を用意するのに時間がかかったので、それは次回にしたいと思います。

ロックしたレイヤーと参照レイヤー設定

bt_riho_04.jpg それほど読んでくれる方がいる訳でもないこのブログを、毎週毎週よく律義に更新しているなと自分でも思う訳ですが、正直、「時間をかけすぎ」と考えています。ずっと前から。書くだけならばそんなにかからないはずなのですが、画像だの写真だのを用意すると、結局1時間2時間かかってしまいます。いや、本当に。と言う訳で、今回は小ネタをサクッと書くだけにします。

さて、その具体的な内容ですが、CLIP STUDIO PAINTでの「ロックしたレイヤーと参照レイヤー設定」です。

「参照レイヤー」を設定すると、そのレイヤーを基準(例えばペンで囲まれた範囲)にして塗りつぶしツールで色を塗れたり出来るので、何かと便利です。

ですが、ここでも書いているように、最近はペン入れにおいて、目の周りを完全に独立して描いています。つまりペンもそれぞれ別レイヤーになっています。

なので、目、特に瞳の下塗りの時、それ以外の場所の下塗りの時で、参照レイヤーを変更する必要があります。変更はそのレイヤーを選択して「参照レイヤーに設定」ボタンを押すだけです。

ただ、個人的なルールとして、目的の違うレイヤーに目的の違う描画をしないようにするため、作業中のレイヤー以外は全てロックしています。そして、レイヤーがロックされると「参照レイヤーに設定」が出来ません。

その為、瞳の下塗りをする場合には、一旦目周辺のペンレイヤーのロックを解除して「参照レイヤーに設定」し、再びレイヤーをロックします。ですが、これが意外と煩わしい。

「なんとかレイヤーをロックしたまま参照レイヤーを設定できないか」考えてたどり着いたのがこの小ネタです。

  • 参照レイヤーに設定する可能性があるレイヤーはそれぞれ個別のフォルダに入れる(下図の場合では「ペン」フォルダー内にある「メイン」と「目」です)。

ただそれだけです。

clip_studio_paing_190414_01.jpg

ただそれだけなんですが、こうすればレイヤーのロックを解除しなくても、「フォルダー」に参照レイヤーを設定できます。上の図で言えば、現在は「メイン」フォルダーを参照レイヤーに設定することにより、「ペン」レイヤーが参照レイヤーとして機能しています。

これで、これまでの煩わしさは解消しました。まあ、レイヤー構成が若干煩雑にはなりますが。

改めて書くと、結構利便性を感じられる環境が限定されると思いますが、個人的には結構ナイスアイデア、アイムクレバーな感じでした。

あきらめムード 2019

bt_riho_01.jpg今年の目標を立てて、さあがんばろうと思いふと気が付いたら、何もできていないまま4月になっていました。今年も4分の1が終了したようです。そんな馬鹿な話がある訳ないと思いましたが、実際4月になっているので、最近の事や「武ロ研」の進捗を書いてみようと思います。

年明けから3月までは年度末と言う事で、まあそれなりに忙しかった訳ですが、かと言って「武ロ研」を描く暇がなかった訳でもないはずなので、何をやっていたのか振り返ってみたところ、おそらく「ウリたん」に振り回されていたのだと思います。

振り回されたり、他の事に夢中になったりしながらも、武ロ研は少しづつ進んではいました。実際のところ下描きは終わりペンを入れているところです。

ですが、1コマ目の「ドラムを叩くカット」が、あんまりドラム叩いてる雰囲気が出なかったり、ドラムを描くのを楽しめなかったり(図々しい発言)、しかも素人目に見てもそんな構造のドラムないだろうと言うドラムを描いていたりで、今一つノレていません。

example_190407_01.jpg
部品が多すぎたり足りなかったり、意外と描き終わるまで気が付きませんでした。

と言う事もあり、気分転換に違うものを練習的に描こうと思いました。気分転換だし適当に描いていたら、本当に適当に描いたレベルにしかなりませんでした。

example_190407_02.jpg
ここまで描いて投げました。

気分転換とは言え、自分で納得できていないものを進める気にはなれなかったので、ペン入れからやり直し、描き始めから恐らく2週間程度経ったのではないか、と言うのが今日の段階です。

example_190407_03.jpg
先の長さを感じているところ。

自分でも「こんな事やってる場合じゃないんだけど、、、」と思っているのですが、これが終わらないと納得できないので、他の作業に着手できません。

ダメだこりゃ。

チェンジマイマインドの設定 02

bt_mio_02.jpg私はいわゆる「板タブ」の愛好家(液晶タブレットを買うお金がないとも言う)です。板タブの表面には「オーバーレイシート」と言うものが貼ってあり、使用しているうちにこれが摩耗するので、適当な時期に交換します。私のモノも大分表面のコーティング的な物がはがれてきたので、先日交換したのですが、新しいものだからなのか、そもそも購入時に付いていたものと表面の質感(何も考えずにスタンダートタイプを購入)が違ったのか、まるで紙やすりの上で描いているかのように、ペン先がガリガリ削れて行きます。

さて、今回もツールの設定を変えてみた話です。前回は色の塗り方「色混ぜ」についてでしたが、今回は「ペン先の形状」についてです。

CLIP STUDIO PAINTにしてもPhotoshopにしても、様々なブラシが用意されていますが、アナログでの描画から始まったタイプ(と言うか、、、世代)の私としては、どんなブラシも物理的なブラシとは同じような感覚が得られたなかったので、「いっそこだわらない方が潔い」と考え、これまでずっと単純な円形のブラシを使用してきました。

しかし、さすがにもう少し踏み込むべきだろうと思い、この機会に設定を見直してみました。まず、これまでのデジタル描画から得た経験から、具体的にどういったものが必要なのかと考えた結果、時には細く、時には太く塗れる筆、つまり「平筆」が必要だと考えました。

ではそれをどのように再現するかですが、いろいろ考え試した結果、「厚みを変えるだけでよい」と言う結論に達しました。なんというか、いまさら感しかありません。

具体的には「厚さ」をツールプロパティに表示させて都度設定を変えているだけです。併せて、平筆として使用するにあたりその利点を活かすためには、向きを変えられる必要があるため、「向き」も表示させています。

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サブツール詳細ウィンドウより、厚さ:100、向き:90度の設定(この状態なら向きは関係ありませんが)。

clip_studio_paint_190331_02.jpg
同じくサブツール詳細ウィンドウより、厚さ:15、向き:45度の設定。

ちなみに、最初の頃はそれぞれの値を「スライダー」で調整していたのですが、使っていてそこまで微妙な調整は必要ない、と言うか分かりにくかったので、インジケーターに変更しました。また、以前も何かの時に書いた気がしますが、インジケーターの数値は独自に設定することが可能です。具体的にはインジケーターを右クリックし、「インジケーター設定」で調整します。

clip_studio_paint_190331_03.jpg
「スライダー」、「インジケーター」の変更も右クリックで選択できます。

ちなみに、私の設定は以下の通りです。

clip_studio_paint_190331_04.jpg
「厚さ」の設定

clip_studio_paint_190331_05.jpg
「向き」の設定

最近はペンの設定に関して、形状や「ペンの傾き」を利用した設定等、高度な話題を見かける事が多い中、なんとも単純な内容で恐縮ですが、これだけの設定でも広い面、細かい場所を同時に処理できるようになったので、私としては大分描画が楽になりました。

チェンジマイマインドの設定 01

bt_moutan_01.jpg最近音楽系の話が続いたので、イラストに関する事を書こうと思います。

2019年に入った辺りから、もう少し描き方を変えてみたいと言う事で、いろいろと掘り下げてみていますが、ツールの設定に関しても見直しました。その中の一つが「色混ぜ」です。

描画方法に関して掘り下げる為、いろいろな方の作品を見ていると、描画しながら色を混ぜているような、よく聞く言葉で言えば「厚塗り」のような、そういった方法を恐らくとっているのではないか、と思われるものが多いと感じました。また、私自身も「色混ぜ」による可能性の拡大について考えるようになりました。

と言う事もあり、「色混ぜ」を使用するようになったのですが、別に設定としては大した事はなく、単純にブラシツールで「下地混色」にチェックを入れ「色混ぜ」を選択しているだけです。

clip_studio_paint_190324_01.jpg

「絵の具量」、「絵の具濃度」、「色延び」の三つのパラメーターがありますが、その値に特に根拠はなく、「とりあえず真ん中ぐらい」の設定のまま今に至っています。ただ、「描画色を濃くしたい、薄くしたい」と思う事が割と多いので、その際は「絵の具量」を調整しています。

具体的なストロークの差で見ると、下図のような感じです。右がこれまでの「一定ブラシ」、左が「色混ぜブラシ」です。

clip_studio_paint_190324_02.jpg

個人的には「一定ブラシ=エアブラシ」、「色混ぜブラシ=油彩」のような感覚だと思っています。

参考事例として、過去の作品から2点挙げてみます。

clip_studio_paint_190324_03.jpg
「色混ぜブラシ」以前の事例、シャアたん。

clip_studio_paint_190324_04.jpg
「色混ぜブラシ」以後の事例、ウリたん。

まあ、改めて見ると、そんなに変化はないようにも感じます、、。

実際のところ、今は「色混ぜブラシしか使わん!」という訳ではなく、当然その都度最適と思われるブラシを使用する訳ですから、結局はそんなものなのかもしれません。

ドワスレ アンド ミュージック

bt_riho_02.jpg「ドワスレ」とカタカナで書くと、ヨーロッパで中世から製造されている、伝統的装飾品のような感じがしてかっこいいですが(しかし言った自分でも疑問的)。要するに最近、書こうと思った事を書き忘れている事が多かったので、そのまとめです。

まず、前回「Circuit」の事を書きましたが、その際、「v1.08」がちょうど公開された話を書き忘れていました。内容うんぬんよりも「v1.08」が出た事に驚きました。

と言うのも、私は別に業界関係者ではありませんが、このNovation「Circuit」、例えば販売サイト等の口コミも、良い悪いではなく「見ない」ので、国内においてはそれほど人気があるようにも思えず、海外でも大分落ち着いてしまっていると、動画サイトなどを見ると感じます。それなのに、ここにきてのバージョンアップ、個人的にはv1.07で打ち止めかと思っていました。

思えば買った直後にv1.06、修理から返った翌日にv1.08。なんともタイミングの良い話です。

次に、「PO-35 speak」について書いた時、「後日書く」として忘れていた「ノイズ」について。平成世代の方でも何となくわかるかもしれませんが、これは音声(正確には電気信号?)によるデータ転送、つまり「PO-35 speak」の内部的な情報を他の個体等に転送するための信号です。現代でも実用されている技術で言えば「FAX」と同じです、たぶん。

具体的には保存されているサウンドやシーケンス等、すべての設定が記録されます。もちろん他の個体に転送するだけではなく、バックアップ的にも利用できます。

「単純なファイルでなく、音で情報を共有できる」と考えたら、なんとも面白かったので試しにあげてみたのですが、今回のSoundCloudの音声からは、実際にはデータを受信することができません。データ転送に関して、マニュアルによれば「ステレオ 16bit 44.1kHz以上の音質」で録音する必要があると記載されているので、おそらくその影響(おそらくSoundCloudにアップロードした際、独自の形式にエンコードされる)ではないかと思います。

そんなレガシーな技術を採用するあたり、「teenage engineering」らしく面白いなと思ったのですが、よく見ると意外といろいろなメーカーで採用されていて、例えばKorgの「volca sample」では、スマートフォンのアプリで録音した音声を同様の方法で本体に送信したり、またTC Electronicではスマートフォンから発生したデータ音声を、ギターのピックアップを通じてエフェクターに送り設定を行う、「TonePrint」という技術が用いられていて、「んなバカな」と思いますが、複数の製品で実用化されています。

私も技術的に詳しい訳ではないので、はっきり全てが「同様の技術」と断言出来ませんが、少なくとも「ファミリーベーシックで苦労して打ち込んだプログラムをラジカセに録音したのと同じだ」感は、全てにおいてあります。

と、やっぱりテキストだけになってしまったのですが、いい具合に作ったけど忘れていた、と言うかどこに行ったか分からなくなっていたトラックが出てきたので、挙げておきます。「Circuit」の「パック」として保存はしていたのですが、音声として保存していなかった様です。道理で見かけなかったわけです。

漠然と「何か作ろう」と思っても、結局何をやればいいのか分からない事が多いので、この時は「ファミコンのアクションゲームの2面か3面あたりで使われていそうな曲」を作ろうと思ったようです。

Circuit is back!

bt_riho_05.jpg修理に出ていたNovationの「Circuit」が返ってきたので、参考までにそのあたりの事を書いておこうと思います。

結果から言いますと、やはり「症状確認できず」だったのですが、同様の症状の事例があり、見込みで修理と言う事になりました。金額的には10,000円ちょっとでこの辺りも想定通りです。

とは言え、修理依頼もそれほど頻繁に発生するものではないので、いろいろと気づかされる点があったのですが、特に保証期間切れの製品に関しては「修理してもらう事を前提」として依頼した方が良いと思いました。

と言うのも、もし修理をしないで返却してもらう場合、点検見積もり量が発生します。これは音楽機材に限らず、あらゆる修理で発生するものだと思います。ただ、その金額はおそらくまちまちで、今回の場合は約7,000円でした。

さらに細かい点ですが、料金が10,000円の場合は送料無料、それ以外の場合は送料が発生します、その金額が約1,000円。つまり、修理をしても10,000円、修理をしなくても8,000円。その差2,000円。だったら修理するしかないと思います。

正直、結果によっては修理をキャンセルしてRoland「SP-404SX」を買っちゃおうかとも思っていたのですが、その考えはいっぺんに消え去りました。

それに、見込み修理と言う点は若干不安がありましたが、修理後の保証が3ヶ月間付くので、そういった点では安心です。

でも、もし症状が再発生するようだったら、さすがにその時は「SP-404SX」に買い替えでしょう。それは仕方ありません。しょうがないなぁ(何故かうれしそうな顔)。

と、テキストばっかりになってしまったので、以前作ってそのまま忘れられていたトラックが出てきたので、話の脈絡とは関係なくあげておきます。恐らく当時はストリートフード動画を観るのがブームだったのだと思います。

リトライ♡ランデヴー

bt_moutan_01.jpg最近の練習の成果は全く活かされませんでした。

pixivにも書きましたが、インターネット上にあげたイラストで、数時間後見たら「なんでこんなレベル低いのにあげちゃったんだろう」と思う事がしばしばあります。かと言って下げるのも格好がつかないと言うか、潔くないと言うか、じゃあどうするのかと言うと、「描き直す」と言うのが私なりの選択なので、以前描いたウリたんと同様のテーマで描いたのが今回の作品、と言う訳です。

pixiv_190302_01.jpg

まあ、練習の成果が「全く活かされなかった」訳ではないのですが、逆光表現に関しては結局「後から乗算」に頼りました。

背景の描画については一から勉強し直そうと思います、、。

メイク ボイス メルト!

bt_riho_03.jpg修理に出たNovation「Circuit」ですが、現在絶賛対応中で見積もり待ちです。ただ、修理不能だったり金額によってはRoland「SP-404SX」に買い替えようかとも思っています。使用する電池、大きさがほぼ同じなので結構都合よいと思ったのですが、片や他には類を見ないグルーブボックス、片や純粋なサンプラー、似ている様で出来る事が大分違います。

そんな訳で、とりあえず流れ的に「アニソンからボーカルを抽出した」時の話を書いておこうと思います。思いますが、過去にそういった事を何度もやっている訳でもないので、大して参考にならない話です。加えて、やはりコピーライト上その結果をあげる事が出来ないので、なんとも具体性のない話です。

まず、使用した楽曲ですが「ハロー!!きんいろモザイク Music Palette 3」より「こはくいろパンプキン」です。オフボーカルは「練習用」と記載されているあたり、なかなか気が利いています。かわいいなぁ、穂乃花ちゃんは、、、フヒヒッ(気持ち悪い所)。

さて、それをとりあえずDAW(Ableton Live)に取り込まなくてはいけないのですが、単純にオーディオI/Fからライン入力で取り込みました。ただ、1秒間に44,100回サンプリングした(はず)の音声を2つ並べて、片方の位相を逆にして、ぶつけていらない音を消そう言うのにそんな雑な方法で良いのだろうかとも思うのですが、それ以外方法がないので仕方ありません。

取り込みが出来たらそれぞれのトラックを並べて、前回書いたように片方の位相を逆にして、並べて、再生すればボーカルだけ残るはずのですが、やはりそう簡単には行きません。まず、その1秒間に44,100回サンプリングした波形を、可能な限りぴったり並べなくてはいけないのですから、耳で聞いて「ダブってない」レベルでは対処できません。Ableton Liveで最大限オーディオクリップを拡大して、その状態で移動できる最小単位で調整します。

ableton_190224_01.jpg

具体的には上の図のような感じなのです。色的に見にくいですが、画像下部にある数字が時間を表しています。つまり前の数字と次の数字の間が1千分の1秒です。しかもこれ、数字を2つ表示するために遠慮気味に拡大しています。つまり実際にはさらに拡大して調整しました。

それぐらいシビアに攻めると確かにボーカルのみが残ってきます。ただ、やはり前述のとおり結構アナログな方法で取り込んだ影響でしょうか、1曲の間に数回「山」が発生し、きれいに抽出できるところと、そうでもないところが発生します。そのあたりはそもそも無茶な事やっているので、これが限界なのだと思います。

また、今考えると私のDAW環境上、さらに1秒間に48,000回のサンプリングに変換されるので、もっと根本的なところで気を使う必要があったのかもしれません。

と言う事で、今週は時間がないので、今回はここまでです(なかなかのやっつけ感)。

小さな便利屋「Utility」と位相反転

bt_dtm_01.jpg 結局、「Circuit」は修理に出てしまいました。症状が出たり出なかったりなので、「症状再現せず」で戻ってこないか心配です。

そんな訳で、実機を使ったネタが書けない状況と言う事もあり、また、前々回に書いた記事で後日書くとしながら書くのを忘れていた事があったので、その辺の事を書いてみようと思います。

まず、その記事にあるCIRCUITとPO-35を使用する「自分が使いたかった目的」とは、「アニソンのリミックス」です。リミックス事態興味はあるのですが、そういった事に向いていてかつ自分がなじみがあり、また、実際多数の作品が出回っているものと言うと「アニソンのリミックス」になります。

ただ、どうしてもコピーライト的な制限があるので、完成したとしても行き所の無い作品になってしまいます。それでもなお挑戦しようと思う理由について、「ボーカルトラックの抽出」がありました。

オフィシャルでリミックスを作る際にボーカルトラックの提供があるのかどうか、なければ作れないと思うのであると思うのですが、その辺の事情はよく分かりません。ですが少なくともオフィシャルでない私がリミックスのためにボーカルトラックを用意するには、「既存の楽曲から用意する」しかありません。

理屈としては「通常版」と「オフボーカル」を用意し、片方の「位相」(音の波形的な方向)を反転させ重ねればいいのだろうと分かってはいました(つまり「オフボーカル」がないと抽出できません)。分かってはいましたが実際に試したことはなく、また、設計図に書いたように上手くはいかないはずとも思っていたので、技術的に挑戦してみる価値が大いにあります。

ableton_190217_01.jpg
「音」とは「振動」なのでその向きが真逆の振動を与えれば相殺されて音が消えると言う理屈。それを応用して、ボーカルのある曲(一つ目のトラック)にボーカルのない曲の振動を逆にして重ねれば(二つ目のトラック)ボーカルだけが残る(三つ目のトラック)と言う、「本当にそんなうまくいくのか?」的な方法。

技術的な事は恐らくもっと専門的に解説しているサイトや動画等を観た方が参考になるでしょう。なので、ココでは私が「これだけは話しておきたい」事を書いておきます。それは「Ableton Liveで位相を反転するには『Utility』」と言う事です。

「位相の操作」に関してはボーカルを抜くと言う事に関わらず、ミキシングの基本的な事になります。私もミキシングに関してそれなりに参考書などを読みましたが、よくある事例としてはミックスした結果なぜか音が小さくなってしまう。原因は異なるトラック間の音源がちょうど逆の位相関係になっている事。その解決方法の一つが「位相の反転」です。

その為、当時「Ableton Live」で使える、位相を操作できるプラグインを探したのですが、意外と見つからず相当苦労した結果、マニュアルを読んでいて気が付いたのが「Utility」です。

ableton_190217_02.jpg
地味すぎて気が付きませんでした。

「Utility」自体は位相操作の他、ゲインやステレオ等の操作ができる、何かと重宝するオーディオエフェクトです。上の図の実際のデバイスでオレンジ色に点灯しているところが位相(デバイスで言うところの「フェーズ」)反転スイッチです。ステレオであれば当然左右それぞれ異なるチャンネルなので、それぞれに対するスイッチがあります。ちょうど左側の「インフォビュー」(便利)に情報が表示されていますが、そちらも参考になると思います。

つまり、Ableton Liveで位相を反転する時は、「Utilityを入れてフェーズボタンを押す」だけでいいと言う事です。ですが、自分でも書いていていろいろと心配なので、正確な情報に関しては現マニュアル439ページを参照してください。

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